膵臓がんサロン:じっくり話せるのが良い

2年ほど前から『膵臓がん患者と家族の集い』に毎回参加されてきた方が、ゴールデンウィーク明けにお亡くなりになったと、娘さんから連絡をいただきました。

中部地方にお住まいの方なので、ほとんどが Zoom を通したオンラインでのお付き合いでしたけども、私と同年代ということもあり、気安くお付き合いをすることができました。

2月のハイブリッドでの開催の時がお姿を見かけた最後になりました。

ステージ4で肝臓への転移があり腹膜播種もありました。標準治療以外のことにもチャレンジしておられましたが、2年弱、よく頑張られたと思います。

昨日は3回目の「膵臓がんサロン」を開催しました。参加の予定だったお一方は、患者である奥様が急に発熱をしたとのことでキャンセルの連絡をいただきました。5名の参加で2時間、じっくりと語り合いました。

嬉しい出会いもありました。

大森のリアルの会場にもよく参加してくださった方ですが、3年以上もご無沙汰が続いておりました。

こんなことを言っては叱られますが、もしかしたらすでにお亡くなりになったのかと想像しておりましたが、昨日ぽっかりと参加してくださったのです。

ご本人は、告知された直後死を覚悟しておられたそうですが、再発も転移もなく、ふっくらとして元気そうでした。

しかも、臨床宗教師として、医療機関や福祉施設などの公共空間で、終末期の患者に心のケアを提供する活動をされているとおっしゃりました。さらに、樋野興夫先生が提唱された「がん哲学外来メディカルカフェ」の運営にも関わっていると。

素晴らしいですね。本当に嬉しくなってしまいます。

膵臓がん患者であっても、少しでも世のため人のためになる活動をすることは、ご自身の免疫力を高めることにもつながるはずです。

もちろんそれが目的で活動されているわけではないのでしょうが、結果的に膵臓がんの予後に対しても良い影響を与えているに違いありません。

もちろん、他の患者さんから生きる力をいただくことができる膵臓がんサロンや『膵臓がん患者と家族の集い』に参加することでも、予後が良くなることは絶対に間違いありません。

次回6月には大人数で、保坂隆先生を迎えた『膵臓がん患者と家族の集い』を開催します。

既に申し込みの受付は開始しております。奮ってお申し込みください。


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