知の巨人 立花隆 逝く

立花隆さんが4月に亡くなっていたことをご家族が公表してニュースになっています。

前立腺がんも経験した立花さんは、糖尿病や高血圧もあり入退院を繰り返してきましたが、大学病院では本人が検査・治療・リハビリ等を拒否したため旧知の病院に転院したと言われています。大学病院は多分東大病院でしょうね。

転院先の病院では、積極的な治療で病状の回復を目指すのではなく、全身状態は平穏で苦痛のない毎日が過ごせるように、という院長の考えのもとで治療を続けてきたそうです。

何が何でも積極的な治療をするのではなく、彼らしい逝き方です。

「田中角栄研究」でで一躍有名になった立花さんですが、その後も脳死や医療、宇宙の問題など多岐にわたって綿密な取材と論考で多くの著作を発表しています。

がんの関係で言えば、物理学者戸塚洋二さんのがんとの戦いを描いた『がんと闘った科学者の記録』がありました。

戸塚洋二さんのブログの内容を、立花隆さんが編集したものです。

NHKスペシャルで放映された『思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む』も印象に残っています。

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立花隆, NHKスペシャル取材班
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ご冥福をお祈りいたします。


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