がん患者、結婚と離婚

夫婦の片方が癌になった時、それも予後が悪いと言われている膵臓癌になったと言われた時の妻や夫の対応には人それぞれありますね。
恋人が癌になったら別れるというドライな人もいる一方で、膵臓癌になった YouTuber さんは結婚することを決めたと報告しています。
治療費はかかるでしょうし、結婚して子供が出来て生活がして行かれるのか。そもそも膵臓癌だったら統計的に言って余命は長くないでしょうから、結婚できるのかすらわからない。
両親や親戚から何を言われるか。
それやこれやを考えると、別れてしまうという気持ちも分からないではありません。
しかし長年連れ添った夫婦ではどうなのでしょうか。しかももう孫がいるような夫婦です。
膵臓癌になって治療を続けているうちに、夫の方から「お互いに別々の道を歩みましょう」と言われて離婚した方がいました。
大きなマンションから小さなアパートに引っ越しをして、働くこともできないから生活保護を受けることになりました。
しかし治療を続けているうちに抗がん剤が効果があって、コンバージョン手術を受けることができました。
告知からもう10年にもなるでしょうか、いまでも元気で生活をしています。
別の方は事実婚だった彼が膵臓癌になり、ステージ4で治療法はありません。
もう緩和ケアに移行していますが、そんな彼を助けて生きています。そして彼女は、入籍をしたと連絡をくれました。
どちらがいいとか悪いとか簡単に判断はできませんけれども、色々な夫婦関係がありますね。
一つ言えることは、女性は強いっていうことです。