ためしてガッテン 掛川茶

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12日放映のNHK「ためしてガッテン」の影響で、インターネットの販売サイトでも掛川茶が飛ぶように売れているようです。在庫切れの店舗も出ているようで、テレビの影響は本当にすごいです。以前には納豆もスーパーの棚から消えてこともありましたが、長続きはしなかったようですね。すぐに正常に戻りました。日本人はマスコミで報道されただけで正しい情報だと思ってすぐに飛びつき、すぐに忘れる民族です。

「ためしてガッテン」の内容が、「あるある大事典」や「思いっきりテレビ」と似てきたように感じていたので、しばらく見たことがありませんでした。今回の番組もあまり期待しないで、とりあえず録画しておこうかと軽い気持ちでした。今日になって冒頭の30分ほどは早送りしてポイントだけを見たのですが、結構まじめに作られています。

プラセボを使った二重盲検法による介入試験までやっているとは驚きでした。掛川市立総合病院副院長の鮫島庸一先生や東北大学の栗山進一教授らが実施しているそうです。東北大学の倫理審査委員会の審査を受けてのコホート研究であり、農林水産省の委託事業としても実施されているようです。地場産業の育成がひとつの目的の研究です。

10万人あたりのがん死亡率上位15都市にはお茶の産地が多いこと、掛川市では女性では第一位、男性は第二位の死亡率の低さでした。こうしたデータと二重盲検法による試験結果を合わせることで説得力のある内容となっていました。

健康食品ノート (岩波新書)
ただ、できてしまったがんにお茶がどの程度の効果があるのか、いちばん知りたいことには触れていませんでした。お茶にはがんを治す効果はあるとする研究も、ないというものもあります。そのあたりのことを冷静に紹介した本としては、岩波新書の瀬川至朗著『健康食品ノート』があります。今回紹介された「掛川スタディ」の結果が出れば緑茶に対する評価はより明確になることでしょう。

シュレベールは『がんに効く生活』で、「緑茶は隣接組織への侵入及び血管新生を抑制する」とし、更に大豆といっしょに摂るとその効果はより際立ったものになる、と書いています。カテキンのなかのEGCGは、各細胞の表面にあり、がん細胞が組織内に侵入することを許可する受容体に取り付くことにより、がん細胞の侵入スイッチがONにならないようにふさいでしまう。EGCGはまた、がん細胞が必要とする新たな血管の形成を許可する受容体もふさぐことで、血管新生を阻害することができる。(Jankun.J.,S,H.Selman, R.Swiercz rt al., “Why Drinking Green Tea Could Prevent Cancer, “Nature 387, no.6633(1997):561.)

ということですから、できてしまったがんに対する効果も期待できると思われます。

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Img10311899506『がんに効く生活』の該当ページ→「GreenTea.pdf」をダウンロード

私は珈琲もよく飲みますが、緑茶は粉末茶を買ってあり、これを多めに入れて茶葉まで飲んでいます。一日3杯くらいは飲んでいるかな。掛川の深蒸し茶ではないですが、茶葉まで摂れば同じことでしょう。


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