スポンサーリンク
Web交流会のご案内


第11回『膵臓がん患者と家族の集い』Web交流会

【日 時】2021年10月10日(日) 13:00~15:00(開場:12:45)
【場 所】Zoomを使ったオンラインの交流会です
【対 象】膵臓がん患者とその家族
【参加費】無料
【定 員】30名
【内 容】患者さん同士の交流会のみの開催です。迷っていること、気になることなど、同じ病気の仲間と気軽におしゃべりしましょう。

ウェブ会議ツール「Zoom」を使ったWeb交流会となります。
スマホだけで簡単に参加することができます。
参加申込受付中です。

詳しくはオフィシャルサイトで

緩和ケア医になったわけー大津秀一先生

次回8月31日の『膵臓がん患者と家族の集い』は、緩和ケア医 大津秀一先生の講演を予定しております。

演題は『膵臓がんの緩和ケア~これだけはおさえておくこと~

大津先生は、緩和ケアの分野でたくさんの書籍も出しております。

人生の最期に、自分らしく生きるための多くの気付きが著されています。

そんな大津先生が、なぜ緩和ケア医になったのか。ヨミドクターの記事があります。

私が研修医1年目の時。お世話になった指導医の先生と肝臓がんの末期の70代の患者さんを診療しました。

彼は最後の1週間、とても強いせん妄となり、苦しみました。

彼は何度も何度も自分の腕をベッドの柵に打ち付けました。黄疸おうだんで全身が黄色に染まった腕には瞬く間に暗赤色のあざが増えました。

指導医の先生の指示でハロペリドールという薬剤が投与されました。せん妄を抑える薬剤です。しかしそれでも彼のせん妄は収まりませんでした。

身の置き所がないように頭を振り身体をよじらせ、壁に、柵に、手や足をぶつけました。時折うめき声をあげます。隣にずっといた奥さんが静かに、悲しみを湛たたえた目で言いました。

「先生、もうできることはないんですよね…」

「使える薬剤は…使っています。すみません」

「いいんです。先生。でも、悲しいですね…」
奥さんは最初泣き、嘆き、肩を落とし、そして絶望していました。表情はなく、ご主人の変わり 果てた姿を見つめていました。

本当にできることはなかったのでしょうか?

今では自信をもって「ある」と言えます。いずれ連載でお話ししたいと思いますが、このような場合は鎮静薬でうとうとと眠って頂いて苦痛を取る「鎮静」を行えば良いのです。もちろん命は縮めません。しかし終末期の「鎮静」に熟達した医師は多くありません。しかも私は「鎮静」があることすら知りませんでした。

できることはなかったのではない。知らなかっただけだったのです。そしてできなかっただけなのです。

がんの終末期だって、できることはたくさんある。だから緩和ケア医を選んだのです。

『膵臓がん患者と家族の集い』の詳細と、参加申込みは、オフィシャルサイトからお願いします。<画像をクリック>


がんと闘う多くの仲間がいます。応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • 秋なのに秋なのに 3連休なのに何かと忙しい。昨日は4時半に起きて、10日間もイタリアに遊びに行くという娘を羽田まで車で送っていった。マイルの制限で、関空から国際便に乗るのだという。娘のいない間、ヨ […]
  • 里帰り里帰り 高知県安芸市土居の「野良時計」 週末に高知に里帰りしました。台風11号の接近で帰りの飛行機が欠航にならないかとやきもきしましたが、直前の便は欠航になったが私 […]
  • がんの原因、遺伝や環境でなく「不運」が大半?がんの原因、遺伝や環境でなく「不運」が大半? 『がんの原因、遺伝や環境でなく「不運」が大半 […]
  • 入院五日目 退屈だなぁ入院五日目 退屈だなぁ 入院も五日目になりました。手術時に入れたドレーンも抜けて自由な身となり、シャワーを浴びることができました。 しかし、動くとまだ傷口が痛い。 今日からリハビリが始まりま […]
  • 腰痛の常識が変わるーこれで治そう腰痛の常識が変わるーこれで治そう 腰痛の常識が変わる 2013年に、NHK「クローズアップ現在+」で『腰痛 2800万人時代 ~変わる“常識”~』が放映されています。それによれば、 通常、脳の側坐核という […]
  • メラトニンはサプリメントの第一選択肢メラトニンはサプリメントの第一選択肢 メラトニンの抗がん作用 すでに膵臓がんになった人が、何かのサプリメントを試してみようかと考えるのであれば、メラトニンが第一選択肢でしょう。 私自身、術後の早い時期から […]
  • 「生きることについて」「生きることについて」 40年ほどの昔、よく口ずさんでいた歌があった。確か高校生の頃、社会科の先生から教えてもらった歌だった気がする。「死んだ女の子」である。トルコの詩人ナジム・ヒクメットの名前が、今で […]
  • Amazonで「膵臓がんTシャツ」Amazonで「膵臓がんTシャツ」 AmazonでこんなTシャツが売られています。 どこが企画したのでしょう。色も黒とネイビーの2種類あり、サイズも選べます。 PANCREATIC […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です