糖尿病患者の75%が重症低血糖を知らない

Web交流会のご案内


【日 時】2021年2月7日(日) 13:00~16:00(開場:12:45)
【場 所】Zoomを使ったオンラインの交流会です
【対 象】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参加費】無料
【定 員】20名
【内 容】
第一部 「がんゲノム医療とリキッドバイオプシー」について患者の和田さんが解説
第二部 患者さん同士の交流会

ウェブ会議ツール「Zoom」を使ったWeb交流会となります。
スマホだけで簡単に参加することができます。
参加申込受付中です。

詳しくはオフィシャルサイトで

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14日は、国際糖尿病連合とWHO(世界保健機関)が制定した世界糖尿病デーでした。

膵臓がん患者にも、インスリンやインスリンの分泌を促す薬を服用している患者は多いでしょう。しかし、低血糖の危険性を理解してない方も多いように思います。

血糖値が50mg/dL以下になると重症低血糖と呼ばれますが、人によっては70mg/dLでも低血糖になることがあります。

私の場合は、70mg/dLを下回ると、動悸や冷や汗が起きることがあります。一度は家族で行ったレストランで意識を失って、棒が倒れるように(妻と娘の証言)ぶっ倒れました。幸い数分で意識が戻って、そのまま食事を続けました。(食い意地がはっている)蕎麦屋で熱燗を飲んだ途端に、汗が流れるほどの冷や汗になり、下着がびっしょりと濡れて、慌ててブドウ糖を噛み砕いたこともあります。

二回とも、空きっ腹にアルコールを飲んだのが原因です。

厚生労働省の「e-ヘルスネット」には、こう書かれています。

アルコールは低血糖発作を引き起こすことがあります。特にアルコール依存症者でしばしば見られますが、食事を十分にとらずに飲酒すると低血糖になります。それは食事量低下のため肝臓のグリコーゲンが減少しており、さらにアルコールの代謝に伴う種々の代謝経路の変化により糖新生(グリコーゲン以外から糖を産生する)が抑制するためです。

またインスリン注射や経口血糖降下剤などでの薬物治療中には、さらに低血糖を来たしやすいので、食事をとらずに飲酒することは厳禁です。酒肴なら低脂肪で高たんぱく質なもの(豆腐・枝豆・イワシ・鶏肉など)が良いでしょう。

空きっ腹にお酒は厳禁です。

私のようにいい加減な患者はともかく、無茶をしなくても糖尿病の治療薬が効きすぎて低血糖になることもあります。特にアマリールなどのSU剤は要注意です。

そのアマリールを販売している日本イーライリリーの調査によると、糖尿病患者の75%が重症低血糖について知らないという結果が出ています。

そして、日本糖尿病学会は、国内で重症低血糖患者の救急搬送が年間約2万件発生していると推計しています(「糖尿病治療に関連した重症低血糖の調査委員会報告」)。

高血糖を恐れるあまり、厳格な血糖値管理をすると低血糖のリスクが高くなります。高血糖はすぐに死ぬことはないですが、低血糖は、対応が遅れると意識障害などの後遺症や、命にかかわる危険性も生じます。

車の運転中や駅のホームで低血糖になれば、事故に繋がります。(低血糖を起こした車が歩行者に突っ込んだこともありましたね)

SU剤やDPP-4阻害薬などの薬に頼るのは最小限にし、食事と運動を第一に血糖値管理をする。お酒は控えめにして、おつまみを食べながらにしたほうが良さそうですよ。

原因は明らかではありませんが、適度な飲酒は糖尿病の発症を抑制し、多量飲酒は発症を促進する可能性が、20の大規模なコホート研究のメタ解析で報告されています。

だそうですから、おつまみを取りながら、今夜も焼酎を2杯飲んで良い気分に浸ります。


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