手術の後遺症よりもQOLを選んで

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『膵臓がん患者と家族の集い』のサポーターである待夢さんが一昨日お亡くなりになりました。

待夢さんのことを知ったのは、がん患者の SNS 5-Yearsでの投稿でした。

「膵臓がんで手術ができるにもかかわらず手術をしないという選択をした。抗がん剤治療もしない」と投稿されており、その時私は「なんて勿体ないことをする人なんだろう」、そのように感じたものでした。

しかし、あとから知ったことですが、彼の場合、幼少期の頃からの持病もあり、大きな手術を何度も経験しています。そのために腸捻転や腸閉塞が起こりやすい体質になっていたのです。

腸捻転もひどい場合は死ぬほどの苦しみを味わいます。結局手術後のそうしたリスクを考えて、命よりも QOL を重視する、家族との時間を大切にする、短くてもいいんだと、そういう結論になったといいます。

奥さんともよく話した上で納得してもらったということでした。

ただ、全く何も抗がん剤治療をしないというのは、本人や家族は納得はしても、「僕が死んだ後で、妻が親戚筋から非難されるのではないか、なぜ治療をさせなかったのかと非難されるに違いない。それは避けたいから、最低限に減量をした抗がん剤治療だけはやっています。副作用の起きないレベルでやっているのです」

そういう風に語っていました。

一昨年末の集いの場では、彼のそうした体験と治療への考え方を発表していただきました。あなたの考え方、生き方は十分皆さんに伝わっていますよ。

待夢さん、納得のできる治療法、いのちの終わり方だったでしょうか。成人したとはいえ障害のある息子さんと遺された奥さんのこれからの生活は大変に違いありません。

神様は(いるとすれば)、どうしてこのような試練をお与えになるのでしょう。

ご家族が心安らかでありますように、ご冥福をお祈りします。


がんと闘う多くの仲間がいます。

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