『膵臓がん患者と家族の集い』への参加、ありがとうございました。

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昨日の『膵臓がん患者と家族の集い』には、寒い中にも関わらず沢山の方に参加していただき、ありがとうございました。おかげで熱気むんむん、わいわいがやがやで、あっという間に4時半になるほど皆さんお話に夢中になっておられました。

まさじさんの、自家がんワクチン療法についての講演には、皆さん興味津々で大きな反響がありました。

まさじさん、PowerPointを使うのは初めてだとおっしゃっていましたが、アニメーションを駆使するなど、とても初心者とは思えないプレゼンテーションの出来栄えでした。

住宅ローンにがん特約をつけていたので、35年の住宅ローンが3年間払っただけでチャラになった。私としては宝くじに当たった気持ちです、との説明には、会場からどっと笑いが起きました。

もちろん膵臓がんになったことはアンラッキーなんですが、それを肯定的にとらえるまさじさんの生き方には、皆さんが共感したのではないでしょうか。

1年ほど前に、彼から自家がんワクチン療法について意見を求められたとき、私は次のように答えました。

自家がんワクチン療法は、他の免疫細胞療法に比べて、ある程度の臨床結果、エビデンスが揃いつつあります。また一度1クールのワクチン接種で良いのも特徴です。金額も150万円ほどですが、まさじさんの場合は住宅ローンがチャラになったんだから、2年分の住宅ローン金額で賄えるのではないですか。

他の免疫細胞療法は、効果が出ている限り延々と続けなくてはなりませんが、自家がんワクチン療法は1クールだけでおしまいです。

再発予防を目的としたワクチンですが、まさじさんの場合、この情報を知っている、そして住宅ローンのチャラになったお金があるにもかかわらずチャレンジしないで、将来再発した時にはきっと後悔すると思いますよ。

もちろん100%効果があるとしたものではありませんが、約半数の患者には何らかの効果があると言われています。

このような話をした記憶があるんですね。

介護士という職業柄、たくさんの「死」をみつめてきたまさじさん。しっかりと自分なりの死生観をお持ちのようです。

今は、奥さんから禁止されていた四足動物の肉も食べ、好きなことをし、酒もタバコも再開したということで、がんになってからの人生を楽しんでいるとおっしゃいました。

こういう生き方もいいのではないでしょうか。がんとの付き合いは、自分の価値観に従って進めれば良いのです。

講演の後、まさじさんはたくさんの参加者に囲まれて、熱心に説明を続けておられました。

その後はいつものように、患者さん同士の情報交換会です。今回は幼いお子さんを連れたお母さんが2人参加されておりました。

また丸山ワクチンに関心を持つ方も多く、あちらこちらで話題が盛り上がっていました。

『膵臓がん患者と家族の集い』の趣旨は、いかなる治療法についても否定も肯定もしないという立場です。

しかしそれは、さまざまな代替療法について何も考えないということではありません。私自身はこのブログに書いているように、標準医療+代替医療=統合医療が必要だと考えている立場です。

多くの膵臓がん患者も同様に、自分にとって適用できる標準治療以外の治療法を求めているのです。こうした治療法についての情報を提供し、採用するかどうかは参加した患者さん自身に考えていただく、推薦はしないが拒否もしない。こうした立場で様々な講演や情報提供活動をこれからも続けてまいります。

もちろんそこには主催者側が何を紹介するかを選択をする必要があります。近藤誠氏の「がんもどき理論」を紹介することはありえないし、患者にデータを公開しないような、いかさまな代替療法の情報を提供することはありません。

次回4月14日は、サンデー毎日に丸山ワクチンの連載記事を書かれた、ジャーナリストの森省歩氏の講演を予定しております。ご期待ください。

当日の昼食に、天やで天ぷら蕎麦を喰ったのですが、意地汚く空きっ腹に熱燗を頼んだものだから、低血糖の症状になりました。冷や汗がたらりたらり、動悸がし、腸閉塞の前兆のような痛みと排便の感じがして。今にも気絶しそうな予感。

これはたいへんと、すぐにいつも持っているブドウ糖を二袋飲み込みました。1時間ほどでなんとか治まったので、ほっとしましたが、膵臓がんの集いを危うくぶちこわすところでした。

以前も空きっ腹にワインと焼酎を飲んで気絶してぶっ倒れたことがあるのに、経験に学ばないとだめだねぇ。


がんと闘う多くの仲間がいます。

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