甲状腺がん

月曜日に甲状腺がんの細胞診をやってきました。先週の超音波検査結果で「たぶん嚢胞で良性だろうが念のため」と言われ、細胞診となった次第です。「超音波ガイド下穿刺吸引細胞診」というそうで、

超音波ガイド下穿刺吸引細胞診とは、超音波画像を見ながら病変部に針を刺し、細胞を採取して悪性度を診断する方法です。触知のみによる穿刺に比べ、リアルタイムの画像を見ながら行えますので、安全かつ確実な穿刺が可能で、5ミリメートル程度の甲状腺腫瘤、乳腺腫瘤であれば、容易に細胞を採取できます。細い針を用いるため軽い痛みしかありません。

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最初に小さな点でガイド経路を設定して、それを頼りに針を刺すのです。が、検査技師さんが慣れていないらしくて、ガイドの設定に何度も失敗。女医さんが出てきてやっと準備完了。私の疑いのある箇所は17mmの中の6mmほどの固い部分です。念のためにと2度針を刺して細胞を採取しました。2度目の針は少し痛かった。結果は来週です。

しかし、私の場合は「たぶん良性で、もしかしたら過剰診断かも」と考えている程度ですが、福島の子どもたちの甲状腺がんで悪性が多数見つかっていますね。18歳以下の子どもたちです。本人も親御さんもどれほど不安なことか。しかも放射能による甲状腺がんは増殖の速度も速くリンパ節への転移も多い。今回も肺に転移した子供も見つかっています。

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「放射能の影響とは考えがたい」との公式見解ですが、多発しているのはまちがいない。放射能の影響ではないのなら、何が原因なのか? それこそはっきりさせるべきでしょう。

北茨城市でも平成26年の検査で、3593名の検査で3名が甲状腺がんと診断されています。放射能は県境で止まるわけではないから、福島県だけではなく近隣の子どもたちの検査も必要ですが、東電も国も動こうとはしません。

甲状腺がん疑い含め137人へ、2巡目は25人?福島健康調査

岡山大学で疫学を専門にしている津田敏秀教授は、2巡目で25人もの新たな甲状腺がんが生じていることについて疑問視。「本格検査」について、先行検査からの期間を3年間、第1次検査確定数149,065人を分母とし、全国平均100万人中3人という発生率と外部比較すると、18.63倍(95%信頼区間:12.06倍-27.51倍)と統計的に有意な多発であると分析した。

がんは「早期発見、早期治療」ではなかったんですかね。


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