瞑想とストレス、遺伝子、炎症の関係

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早朝あるいは寝る前にマインドフルネス瞑想をやっています。ストレス低減効果があると言われているマインドフルネス瞑想法です。ストレスとがんの関係は、多くの研究があり、ほぼ確かだとも言われています。

ストレスはストレスホルモンであるコルチゾールを発生させ、免疫反応を弱めることも確認されています。

最近出版されたダニエル・M・デイヴィスの『美しき免疫の力ー人体の動的ネットワークを解き明かす』でも詳しく触れられています。(この本については次回にでも紹介する)

計3515人を対象とした47件の試験のレビューでマインドフルネスは、ストレス、不安、うつ、痛みによるネガティブな作用を回避するのに実際に役立つと結論づけられた。その効果は小さいが、抗うつ薬で得られる効果とたいして違わなかった。

マインドフルネスと抗うつ薬を直接比較した臨床試験では、どちらも反復性うつ病患者の幸福度を同じぐらいに改善させた。

瞑想には携帯プレーヤーに入れた瞑想CDでマインドフルネス瞑想をしています。こちらのCDには40~50分の瞑想ガイドが収録されています。

  1. ボディ・スキャン
  2. マインドフル・ヨーガ(1)
  3. 静座瞑想
  4. マインドフル・ヨーガ(2)

昨夜は50分のマインドフル・ヨーガをたっぷりと行いました。

最近、瞑想による遺伝子発現の関係が明らかになってきています。「発現」とは遺伝子のスイッチがオンになって、遺伝子に書き込まれたタンパク質を作るようになることです。

瞑想による健康効果には遺伝子レベルでの根拠があります。 瞑想に熟練した人たちに8時間にわたって瞑想をしてもらい、瞑想ではないけれど静かな時間を過ごした一般人と比較したところ、炎症を誘発する遺伝子(RIPK2 や COX2 など)の発現量が減少するなどの遺伝子・分子レベルでの変化が生じ、それによって、肉体がストレスから回復する速度が速くなっていたのです。


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2014年11月の “Cancer” 誌に掲載された 研究によると、マインドフルネス瞑想法が細胞レベルで肉体に影響することも明らかになりました。
この研究で乳ガンの病歴がある女性がマインドフルネス瞑想法を行ったところ、DNA の一部であって加齢の指標だと考えられているテロメアの長さが維持されたのです。

テロメアは細胞分裂のたびに短くなり、これによって細胞の寿命が決まります。加齢の原因だと考えられているのです。

瞑想を重ねることによって脳の特定の部分の構造や大きさが変化するといった、意外な効果もわかってきています。

炎症とがんとの関係を長年にわたって研究してきた三重大学教授の三木誓雄氏は、「がんの組織がIL6とともにIL6受容体をも高発現していることに注目してきた。その結果、 IL6が中心となってがん悪液質が発生、しかもがん組織自ら産生したIL6を自ら受容して増殖する患者にとっては大変迷惑な循環現象が起こっていると捉え るようになった。」「食べても、食べても痩せる」という悪液質の特徴の背景には炎症があると三木氏はいう。がんに由来する炎症マーカー(CRP)値上昇はがんが発見される何年も前から続くことになり、結果的に大きなダメージを患者の身体に与えている。

マインドフルネス瞑想法の効果は、免疫システムの正常化、炎症の減少などが証明されています。2ヶ月間の瞑想だけで、免疫システムがインフルエンザ・ワクチンに強く反応するようになり、白血球はNK細胞も含めて正常になり、がんとより強く戦えるようになったのです。

サプリメントもジュース療法も、水素水だって信じているのならやれば良いですが、瞑想にはお金はかかりません。がん患者ががんに効く「魔法の弾丸」を探すことは理解できますが、科学的にも証明されつつある瞑想を取り入れることを考えてみては如何でしょうか。


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