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鳥越俊太郎とアフラックのCM

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手術後請求してあった生命保険金が下りてきました。2000年に直腸がんの手術をし、それから5年経った昨年の1月に加入できそうな生命保険を探したのでした。アリコなども問い合わせてみましたが、「過去に癌になった方はだめ」(今は加入できるそうですが)で、アフラックのみが(たぶん)前の癌から5年経っていれば加入が可能だったので契約したものでした。

請求後アフラックから電話があり、これまでの病状・通院などの問い合わせでした。通っていた主治医の先生にも問い合わせもあった様子でしたが、問題もなく保険金が振り込まれてきました。

最近の生命保険会社の「保険金不払い」問題が報じられていることも影響しているのか、私の場合は対応は迅速だと感じました。


テレビのアフラックのCMにジャーナリストの鳥越俊太郎が出ているのをみて大変な違和感を感じます。手術室に入るまでの映像を使ったCMですが、このCMのために撮影したものかどうか分かりません。「ザ・スクープ」など彼の硬派としてのジャーナリスト活動を好感を持って見てきた者としてはどうしても納得できません。鳥越さんにもいろいろと考えや事情があってのことでしょう。しかし、少なくとも我々の団塊世代では、自分の病気を金儲けの対象とするなどというのは、超えてはならない共通の矜持であっただろうと思います。

生命保険とは、万一のときに保険金を支払う、ということで成り立っているはずであり、その万一のときに可能な限り保険金の支払いをサボるというのが、この間報道された保険会社の実態です。契約違反であり、詐欺である。逮捕者が一人も出ないということ自体非常におかしいことです。アフラックは契約数ナンバーワンの外資系保険会社で、しかも不払い保険金の額では7位の19億円です。このような会社のCMにでることが彼のこれまでのジャーナリストとしての立脚点と矛盾するとは考えなかったのでしょうか。

もっとも、生保全体では910億円、120万件(10/3時点)だというから、この業界全体が「詐欺商法」の常連であり、アフラックだけだということではないが。

アメリカのイラク戦争の取材ではこの国の欺瞞を追及し、731部隊・イエスの方舟事件など”反権力”の立場を取ってきた(と私は感じている)鳥越俊太郎氏が、こうした外資系の保険会社CMに自分の癌を元ネタにして登場するというは、「人は死を前にして本性が現れる」ということなのかもしれません。


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