風邪の対処法から国家論まで。木村知医師の本

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インフルエンザが流行っていますね。

主治医:Aさん、久しぶりですね。たしか先週は抗がん剤の予定でいしたが、来られませんでしたね。

患者:はい、そうです。前回の診察のときの先生の指示通りにしました。

主治医:??。どういうことですか?

患者:インフルエンザが流行っているから、がん患者はとくに人混みを避けるようにと言われました。

主治医:たしかにそう言いました。インフルエンザにかかると抗がん剤を休薬せざるを得ませんからね。

患者:ですから、満員電車も避け、一番危険な病院に来ることも止めたんです。

こんな話、ありそうですなぁ。

帰宅したら手洗いとうがいは欠かさないようにしています。ワクチンはやっていません。外出時にマスクもしません(ウイルスを通さないマスクなんてありませんから)が、人混みは避けるようにしています。

手洗いもうがいも、水だけで良い、石鹸もイソジンも使う必要がないって、知ってました?

私はインフルエンザ予防のために、これまでの飲んでいたお茶を、飲む回数を増やしています。残った冷めたお茶でうがいをしています。

お茶のインフルエンザ予防効果

伊藤園と静岡大学の研究ですが、

飲料メーカーの伊藤園が、静岡県立大学薬学部との共同研究で、緑茶に多く含まれるポリフェノール成分の一種「カテキン」に抗ウイルス作用があり、緑茶を飲むことでインフルエンザの予防が期待できると発表した。そして、毎年流行する季節性のインフルエンザに加え、新型インフルエンザの感染も抑制できるとしている。

この研究では、医療施設の職員を2グループに分け、5カ月間、片方のグループだけに緑茶成分の「カテキン」と「テアニン」(茶葉に含まれるアミノ酸の一種。免疫力増強作用を持つ)を投与。インフルエンザの感染状況に違いがあるか検証した。結果は「カテキン」と「テアニン」を摂取し続けたグループは97人中4人(発症率4.1%)が感染したのに対し、接種しなかったグループは99人中13人(発症率13.1%)が感染するなど、明確な違いが出た。

また別の試験では、ほとんどの人に免疫がないことから、出現すると世界規模で大流行を引き起こすことがある新型インフルエンザに対する緑茶成分の効果も調査。
2009年~2010年に流行した新型インフルエンザウイルス(H1N1型)を使い、カテキンの一つで、緑茶に最も多く含まれる「エピガロカテキンガレート」を投与したところ、抗インフルエンザ薬に用いる成分「アマンタジン」よりも低い濃度で、新型インフルエンザの感染を抑える結果が出たという。

さらに、緑茶に含まれる抗アレルギー成分の「ストリクチニン」は「エピガロカテキンガレート」を上回る感染抑制力を示したと報告している。

風邪やインフルエンザになったら寝ていれば良い

病気は社会が引き起こす インフルエンザ大流行のワケ (角川新書)

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木村 知
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木村知医師のこの本、痛快です。

風邪なら会社を休めないが、インフルエンザなら休めるので検査をして証明書を書いてほしいというサラリーマンが多い。病院に来るってことは、インフルエンザ菌が飛び交っている中に来ることになる。逆効果だ。そんな証明書を求める社会がインフルエンザを増やしている。

医療費亡国論への反論、日本国民の社会保障負担は諸外国よりも大きいのに、給付は少ない。健康自己責任論は間違っている。新自由主義が医療もダメにしたなど、医者としては珍しく政治的発言を躊躇しない方です。

例えば、紹介状なしで大病院を受診したら5000円を別に徴収する制度を、200人以上の病院に拡大し、金額も増やすという厚労省の方針に対して、「重篤な患者の受診を妨げるから賛成」「医療資源は限られているのだから、風邪くらいで大学病院に行くな」という意見が多いが、木村知医師は、

これはお金を持っている人にとっては、ハードルにならない反面、お金を持っていない人にとっては、とても高いハードルになる。医療費抑制政策として決して行なってはならないことだ。

と明確に反対している。私もこの立場に同意する。

Twitterでも政治問題にどんどん発言してます。

いや、これがまっとうな姿であって、インターネットで活躍している多くの医者たちが巧みに政治的立場を曖昧にし、発言を控えていることが異常なんですよ。で、匿名の5チャンネルなんかで憂さ晴らしをしているという、おかしげな実情がある。


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