「膵臓がん患者と家族の集い」のご案内


リアルとリモートのハイブリッド開催です。YouTubeの"がん治療"インフルエンサーとなられた押川勝太郎先生の講演です。同じ病気の仲間とつながってみませんか?

【日 時】2023年2月26日(日) 14:00~17:00(開場:13:45)
【会場1】大田区産業プラザ PiO 6階D会議室
     定員:60名 参加費:1000円
【会場2】YouTubeによる参加
     定員なし 参加費:無料
【対 象】膵臓がん患者とその家族、遺族
【内 容】
第1部 講演:押川勝太郎先生『膵がん治療の7つの落とし穴』
第2部 患者さん同士の交流会(PiO会場参加者のみ)

申込受付中です。
詳しくはオフィシャルサイトで


使えない、がんゲノム検査

中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)が29日、「がん遺伝子パネル検査」を保険適用すると決め、6月1日から適用される見通しです。

マスコミでもバラ色の政策のように報じられていますが本当でしょうか。実際にはこの制度、がん患者にとってはほとんど恩恵がありません。どうしてなのか。

せやろがいおじさん風にいってみようか。

遺伝子パネル検査を受けられる患者は、もう標準治療がないとか、標準治療で効果がなかったりする患者だけが対象ですってよ。

年間のがん患者は100万人ですが、そうした患者は1%程度ですよ。

要するに、「もう治療法はありません。あとは緩和ケアですね」そういった患者しか遺伝子パネル検査を受けることができへんということでっせ。せやろがい!

標準治療をやり尽くした患者さんの予後ってどれぐらいだか、わかってんのか?

胃がん・膵臓がんでは予後の中央値は28日、大腸がんでも56日。そんなもんでっせ。

じゃあこのゲノム検査の結果が出るまでに必要な期間はと言うと、約1ヶ月かかるんです。

つまり、結果が出るまでに、半分の患者さんは亡くなってしまう。<合掌>

仏前に検査結果をお供えするんかいな。せやろがい!!

それに、検査手続きの期間は、患者はどこにいれば良いのでっか。緩和ケア病棟でっか。多くの緩和ケア病棟では、積極的治療はしてくれませんが、ここにいて遺伝子パネル検査の申請ができるんですかね。疑問ですな。

運良く間に合っても、検査の結果、有望な薬が見つかる患者は1割から2割だってよ。膵臓がんの場合は4パーセント程だとも言われているんだよ。

でもね、その中に入ったからラッキーだ、すぐに治療開始というわけにはいかんのでっせ。

な・ぜ・な・ら、その有望な薬のほとんどは未承認薬。つまり他の国で承認されている新薬や他のがん腫に承認されているなどの未承認薬を使うことになるんでっせ。

これにまた時間がかかるんですよ。阿呆かいなってほど。

なぜかと言うと、未承認薬を使うには「患者申出療養」制度という手続きを経なければならんということになっとります。

この手続き、医者も及び腰になるほど書類が煩雑です。多忙な医者がすぐに作成できるようなものじゃない。さらに書類ができたとしても審査と承認に結構な時間がかかるんでっせ。

早くても3から4ヶ月かかる。おいおい、根比べでっせ!

厚生労働省は「患者申出療養」の手続きにかかる時間を短縮しようとして、標準で6週間まで短縮したいと言ってるが、それがうまくいったとしても、ゲノム検査と合わせて最短でも2ヶ月半かかるんですよ。平均すれば4ヵ月はかかる。

「もう治療法はありません。あとは緩和ケアを」と言われた患者にとって、4ヵ月はとてつも長い時間でっせ。分かっているんかいな!!

さらに問題がある。未承認薬には保険が使えないです。薬剤費は自己負担です。

仮に有望な薬が免疫チェックポイント阻害剤のような高額な薬であれば、年間数千万円の薬剤費がかかることもまれではありません。

こんな高額な薬剤費を払える末期のがん患者がどれぐらいいるんですか。ちゃいまっか??

いつ死ぬかわからない末期のがん患者に煩雑な手続きをさせた上、長い時間待たせ、つかのまの希望の光を見せたあげく、数千万円のお金が必要なんですってよ。

「工面できへんのなら、諦めてください」これが想定される現実ですよ。

こんな制度誰が作ったんだ。頭のいい連中が集まって決めたことは、おかしなことが多い。せやろがい!!

遺伝子検査をやって有効な薬剤を特定するのが目的というのなら、がんが見つかった初期から年間100万人の患者全員に遺伝子検査をやればいいのとちゃいまっか。

そんな金はない?? それはないでしょう。

令和最初の国賓としてもてはやしたトランプ大統領に、渡した手土産が5兆円と言われています。

F 35戦闘機やイージスアショア、それら含めて5兆円をポンと差し出したんですよ。

5兆円っていうのは、消費税を8%から10%にあげようとしていますが、その増収額が5.6兆円と言われています。それぐらいの金額をポンと出せるんですよ、日本の政府は。

さらに言えば、この遺伝子パネル検査の費用は56万円と言われていますが、これって高すぎないですか。

わずか100個程度の遺伝子を検査するのにこの金額。世界の趨勢は全遺伝子検査に向かっています。そしてその費用は5万円から10万円でできる。将来はもっと安くなるだろうと言われています。

なんで高額なオンコパネルの国産の技術にこだわるんですかね。全遺伝子検査が格安でできる時代が目の前に迫っているときに、こんな検査システムがいつまで使えるんですか。

幸いにも、効きそうな薬の臨床試験が国内でやってれば良いですよ。しかし、そうした例は、SCRUM-Japanの治験登録率でみても3~5%と、決して高くはありません。

治療につながらない以上、がんゲノム検査は患者に何の恩恵ももたらしません。少ない患者でデータベースの構築なんて言ったって、無理筋でしょ。

誰やねん、こんな制度を設計したのは。せやろがい!!


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