スポンサーリンク
Web交流会のご案内


第12回『膵臓がん患者と家族の集い』Web交流会

【日 時】2021年12月12日(日) 13:00~16:00(開場:12:45)
【場 所】Zoomを使ったオンラインの交流会です
【対 象】膵臓がん患者とその家族
【参加費】1000円
【定 員】50名
【内 容】
第1部 佐藤典宏先生の講演「膵臓がん患者の運動と食事・サプリメント」
第2部 膵臓がん 何でも質問箱:事前の質問に佐藤先生がお答えします。
第3部 患者さん同士の交流会

ウェブ会議ツール「Zoom」を使ったWeb交流会となります。
スマホだけで簡単に参加することができます。
参加申込受付中です。

詳しくはオフィシャルサイトで

がん遺伝子は生命誕生に必須

4月の再放送なのですが、NHK BS の『ヒューマニエンス~40億年のたくらみ~「“がん” それは宿命との戦い」』を視聴しました。

がんはなぜ発生するのかから始まって、最近の個別化医療、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤に至るまでの概観をテンポよく、たくさんの CG も使って説明されていました。

「がん遺伝子」がコピーミスで変異して、それが蓄積するとがんになるわけです。その意味で「がん遺伝子」は悪役とのイメージですが、番組で明らかにされたのは、生命誕生にがん遺伝子は必須だという事実でした。

精子が卵子の表面に到達して卵子の内部に入るためには、卵子の細胞膜に入り口が開かれなければなりません。卵子の細胞膜に入り口のドアを開ける、その役割をするのががん遺伝子なのです。

がん遺伝子がなければ我々自体が存在できないのです。

がん遺伝子によって開いた入り口から侵入する精子(左)。入り口が開かないので侵入できない精子(右)

がん遺伝子Src(サーク)の主な働きは次の二つです。

  1. 細胞の増殖(新陳代謝)を助ける
  2. 精子の卵子への侵入を助ける

がん遺伝子は、生命にとってなくてはならないものだったのですね。がん遺伝子っていう命名は印象が悪いから、番組では「増殖アクセル遺伝子」と呼ぼう言っていました。

アクセル(がん遺伝子)とブレーキ(がん抑制遺伝子)のバランスが大事なわけです。

次回の5月20日の放送は、「“死” 生命最大の発明」です。

「死は生命最大の発明」と語ったのがスティーブ・ジョブズ。そして科学者たちは「死」は、生命が進化のために獲得したシステムだという見解を見出ている。

楽しみだ。「死」に対する捉え方が少し変わるかもしれませんよ。

私も過去の記事でこのようなことを書いています。

有性生殖と新しい遺伝子を生成する「死」があったからこそ、今日我々は生存しているのです。環境の激変にあっても子孫を残すという生物の目的のためには「性」と「死」を獲得することが最も合理的な戦略だったということです。


がんと闘う多くの仲間がいます。応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • 今日の一冊(18)『長尾先生、「近藤誠理論」のどこが間違っているのですか?』今日の一冊(18)『長尾先生、「近藤誠理論」のどこが間違っているのですか?』 長尾医師の近藤誠批判。何冊目だろうか? […]
  • 『地球交響曲第七番』『地球交響曲第七番』 たまたまアンドルー・ワイルのウェブを見ていたら、ワイル博士が5月に日本に来ていたようですね。知らなかった。ニュースにもならなかったような気がします。私が気付かなかっただけかもしれ […]
  • 新型コロナウイルスの集団免疫はできっこない新型コロナウイルスの集団免疫はできっこない 一般的に大きな誤解があります。 一つは抗体だけが免疫だと短絡的に考えていることです。 厚生労働省の発表では、東京で新型コロナウイルスの抗体を持っている人は0.1%だとされ […]
  • メラトニンについて(1) メラトニンは松果体から分泌されるホルモンです。合成されたメラトニンは、アメリカでは栄養補助食品サプリメントの扱いで一般のドラッグストアで買うことができますが、日本やその他の国 […]
  • 抗がん剤の副作用ー気絶しそうで抗がん剤の副作用ー気絶しそうで 胃液しか出てこないのに、何度も嘔吐を繰り返している。無理に嘔吐をするから頭が真っ白になる。周囲の風景がぼやけて見える。鼻水もでる。 […]
  • ボクの妻と結婚してくださいボクの妻と結婚してください 『ボクの妻と結婚してください』最終回をビデオで見た。このドラマ、膵臓がんの方のブログではほとんど触れられていません。気にはなるけど、切実すぎる問題だからでしょうか。 あらすじは・ […]
  • 心と癌と量子力学の関係(5) 複雑系としてのがん いくつかのブログで「がんは複雑系」というテーマが語られています。 粘る希なガン患者さんの「複雑系」では、 私に言わせれば、「宇宙全体、天候現象、 […]
  • オニバイドは一次治療から使っても効果は同じで副作用は少ないオニバイドは一次治療から使っても効果は同じで副作用は少ない オニバイド(ナノリポソーム型イリノテカン製剤(nal-IRI)、一般名:イリノテカン塩酸塩水和物)が、がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な膵がんに対して承認され、使われ […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です