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「膵臓がん患者と家族の集い」のご案内


【日 時】2022年6月26日(日) 13:00~16:00(開場:12:45)
【会 場】Zoomを使ったオンライン開催
【対 象】膵臓がん患者とその家族
【参加費】1,000円
【定 員】60名
【内 容】
第1部 保坂隆先生のご講演『がんは「気持ち」で治るのか?』
第2部 患者さん同士の交流会
申込受付中です。

詳しくはオフィシャルサイトで

赤肉の大量摂取は、アルキル化によるDNA損傷により癌を促進

米国対がん協会『がんになってからの食事と運動』などには、「加工肉や赤肉の摂取を少なくしましょう」と書かれており、『肉類(牛・豚・羊等。鶏肉は除く)を控え目にし、加工肉(ハム・ベーコン・ソーセージ等)を避ける(肉類は週500g未満)。』と具体的な目標を提唱されています。( 赤肉とは脂肪に対する赤身肉とは違います。 )

2015年には、国際がん研究機関が「加工肉はヒトに対して発がん性があり、赤肉はおそらく発がん性がある」と公表しています。

メカニズムが分かった

今回、大腸がん患者の大規模な遺伝子解析によって、そのメカニズムが明らかになりました。アルキル化によるDNA損傷を示している遺伝子変異が、大腸がん患者の死亡率増加に関連していました。

「海外がん情報リファレンス」にダナファーバーがん研究所の研究が掲載されています。

モデル実験では赤肉の摂取により大腸での発がん性化合物の形成が促進する可能性は否定されていましたが大腸癌発症との直接的な分子的関連性は示されていませんでした。

要するに患者の大腸がんには赤肉に起因する特定の遺伝子変異パターンが存在する証拠はないのです。

そして、900人の大腸がん患者から正常組織と大腸がん組織を対にして比較しDNAの塩基配列を解析しました。

解析した結果、大腸の正常組織とがん組織には、DNA損傷の一形態であるアルキル化など変異の痕跡が複数存在することが明らかになりました。

研究者らは予測モデルを用いて、KRAS遺伝子とPIK3CA遺伝子がアルキル化による変異の標的となる可能性があることを確認したとのこと。

「これらの知見は、赤肉の摂取によりアルキル化損傷を受けてKRASおよびPIK3CAに発がん性変異が生じ、大腸がんの発生が促進される可能性があることを示唆しています。今回のデータは、赤肉の摂取が大腸がんの危険因子であることをさらに裏付けるものであり、この疾患の予防、発見、治療の機会を提供するものでもあります」。

今回の研究は大腸がんが対象ですが、KRAS遺伝子の変異などはすい臓がんの多くの患者にも見つかっていますから、それ以外の癌についても同じだろうと考えることができます。

ただ、日本人では、週500グラムの肉を食べる人は少ないのではないでしょうか。日本人は気にしなくてよろしいと思います。


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食事の基本は、「バランス良く」「食べすぎない」です。

四足の肉は一切ダメか?

食事療法の本では「四足歩行の動物の肉は避けるように」と当たり前のように書かれているのを見かけます。そしてそれを信じて、これらの肉は一切食べない、食べさせないと言われる方もいます。

しかしそれは、曲解しているのです。国際がん研究機関や米国対がん協会などが言っているのは、「摂りすぎないように」です。

逆にがん患者は治療を継続するために体力をつける必要がありますから、これらの肉を適宜摂ってタンパク質補給し、栄養つけてください。加工肉は極力食べないようにしましょう。

白血球などの免疫細胞は、タンパク質を原料にして骨髄で作られているのですから、肉を食べなければがんと戦えません。

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