ニュー・イヤー・コンサートと初詣
ニュー・イヤー・コンサート
ウィーンフィルのニューイヤーコンサート。コロナ禍の影響で昨年は無観客で開催されたニューイヤーコンサートですが、今年は観客を1000人に絞って開催です。
ヨーロッパでオミクロン株が猛威を振るっている中、万全の感染対策を実施した上で開催しました。
「人間には音楽が必要なんです」
今年の指揮者ダニエルバレンボイムの言葉です。
古い話ですが、東日本大震災の追悼コンサートで、バレンボイムが指揮・ピアノ演奏するモーツァルトのピアノ協奏曲第23番イ短調K.488 第2楽章アダージョが紹介されていました。
この曲は『がんに効く生活』を著したシュレベールが、「私の葬儀で流してほしい」と遺言に残した曲でもあります。そのバレンボイムが、ウィーン楽友協会ホールの舞台に立ちます。
第1部の選曲は「フェニックス」の名を含んだ曲が2曲選ばれています。
新型コロナを克服して世界が不死鳥のようにまた活動取り戻す。そのような思いが込められているのでしょう。
初詣
2箇所に初詣をしました。正確に言うと菩提寺で墓参りをしたので3箇所になります。
池上本門寺
すごい人出でした。賽銭箱まで長い行列ができていますが、社会的距離は全く取っておりません。足元が砂利ですから、線の引きようがないのでしょう。
例年の行事である「日光さる軍団」がパフォーマンスを行っていました。あいにく最後の挨拶しか見ることができませんでした。
鷲神社
こちらも長い行列ですが、ながらやるのが効くのか説得しコロナ前に比べると随分と少ないです。
最後に、西徳寺の掲示板にあった”言葉”です。
「生きながらえる」のか? 「生ききる」のか?
「生きながらえる」は、死が身近な問題としてあったとしても、命を落とさずに生き続けること。「生ききる」は、たとえ残された命は短くても、「今を大切に」「今、ここ」に集中して人生をやり遂げること。かな?
皆さんはどのように解釈されますか?