がんゲノム医療に関する公開講座「がんゲノム診療 これまで・いま・これから」が開催されます。

第17回日本臨床腫瘍学会学術集会における市民公開講座です。
がんゲノム検査が保険適用となり、期待が集まっていますが、まだまだ限界もあります。現状と今後の方向性を知るには良い機会です。
私も参加申込みしましたが、参加できるかどうかは、4月の手術の回復具合によります。会場で見かけましたら、お声をおかけください。
がん患者・ご家族、市民の皆さんだけでなく、
がん医療に関わる医療者の皆さんのご参加もお待ちしております。
遺伝子パネル検査による個々の患者さんの情報に基づく効果的ながん治療。
今、がん診療の新しい時代を迎えようとしています。がんゲノム診療は今、医療者にとってだけでなく、がん患者、家族、市民、あらゆる立場にとっても「革新への挑戦と変革」の時です。
この市民公開講座では、これまでのがん診療、今現在のがん医療を知り、これからのがん医療を共に考える機会とすることを目的とします。
日時:2019年6月9日(日)14:00~
場所:国立がん研究センター研究棟1階 大会議室
参加費:無料
プログラムや申込みはこちらのページです。
このブログの関連記事
がんと食事(1)
どのような食事をすべきかは、がん患者にとって切実な問題です。食事で治ることはあるのだろうか? […]
オニバイドの効果と作用機序
膵臓がんで初めてのDDS製剤
リポソームイリノテカン(オニバイド)が膵臓がんに対して承認されましたね。久しぶりの膵臓がんに対する新薬の承認です。また […]
大往生なんか、せんでもええやん!
治らないがん患者に、いずれ訪れる末期になったらどうするかという選択。「もう治療法がありません」と言われ、胃瘻(いろう)をつけて放り出されることになる。5月17日の「クローズア […]
笑いとナチュラル・キラー細胞 シャガ(アヤメ科の多年草) 等々力渓谷にて
犬の散歩をかねて等々力渓谷へ。環八の下に都会とは思えないような渓谷があります。シャガという花を見つけました。インターネット落語会の4月 […]
がんで死ぬのが最高の死に方
百まで生きてがんで死ぬ
上昌広氏が表題の記事をアエラに書いています。
私のこのブログも「今ここに」を生き、「百まで生きて、がんで死」ねれば本望です。」とタイトル写 […]
3人に1人の医師に製薬会社マネーが 一瞬、まちがいでは?と思ってしまった。なにしろ医師の3人に1人は、製薬会社からの講師謝金やコンサルタント料をもらっているという。
製薬会社71社が、2016年の1年間に医師 […]
「偽り」の一年だった 今年も今日を残すのみになった。なんとあわただしく過ぎ去ったことか。膵臓癌になり、幸い手術ができて生きながらえて正月を迎えることができるのだから、先生や家族に感謝している。
[…]
医者と患者のすれ違いはなぜ起きるのか? 「科学的な個別性」を患者は求めているわけですが、近年、個別化医療(プレシジョン・メディシン)に力を入れられています。患者の「自分に効く治療法」への要求にある程度は応えられる望みが […]