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詐欺的「がん医療」

バレーボール男子日本代表でステージ4の胃がんを告白した藤井直伸選手が4日、自身のインスタグラムを更新し、1日に東レに同期入団の3人が立ち上げた「Team藤井募金」について、この日をもって終了することを発表した。

ネットでも話題になったこのニュースですが、がん治療の専門家からは「まずは標準治療を試すべきだろう」との批判が相次ぎました。

私もそう思います。友人達は善意で行ったことなのでしょうが、「善意の謀略」という言葉だってあるように、癌の患者に闇雲に代替医療を勧めてはいけません。

ご当人が安易な選択だったと後になって謝罪をしました。藤井選手は何も悪くはありません。ステージ4の胃癌を告知されたら誰だってこのようになるのは当たり前です。

岩澤倫彦さんが指摘しているように、このような効果の明らかではない、高額な自由診療が放置されていること自体が問題なのです。

Googleは2017年、日本を対象に「健康アップデート」と言われる検索アルゴリズムの変更を行いました。

これは当時DeNA傘下で運営していた医療・健康系キュレーションサイトのWELQが、根拠がなく信頼性が低い記事を外注ライターに依頼して量産していたことが発覚し、問題になったものです。

健康アップデートは、医療・健康に関する検索結果改善のために行われたアップデートです。

その結果、「掲載順位が高くなるのは、医療従事者や専門家、医療機関等から提供される信頼性があり有益な情報を発信していること」が重要であるとし、アフィリエイトを目的としたページなどの評価が下がりました。

がんの患者会などのサイトの順位も相対的に下がったのです。

しかし、自由診療クリニックなどの出す広告枠が、医療機関や専門家などのサイトよりも上位に掲載されることは放置されています。

藤井選手の友人たちが必死の思いでインターネットで検索をした。そして上位に表示されている詐欺的クリティックの広告に引っかかったというのが真実ではないでしょうか。

Yahoo や Google のこうした営利優先主義こそ、もっと糾弾されるべきではないかと思います。


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