2018年8月12日 / 最終更新日時 : 2020年2月8日 キノシタ 死生観 バカボンのパパ:これでいいのだ! ガンになったことが悪かったのではなく、ガンになる要因を持っていたことが悪かったのです。ガンになったらなったで、変えるチャンスです。その時に、あれこれ違う方法を探すより、生き方そのものを変えてしまうことのできた人だけが助かるのです。
2018年8月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月11日 キノシタ お薦めの記事 がん患者が考える「生」と「死」 私たちは、死を運命づけられてこの世に生まれてきた。しかし、その死を刑罰として受けとめるのではなく、永遠の解放として、安らぎの訪れとして受け入れることができるはずである。 また、死の運命を背負わされた囚人として生きるのではなく、誇りと希望をもって自分にあたえられた時間を燃焼し尽くすこともできるはずである。 今日も私たちは死にむかって百を歩んだ。夕日に向かってその百を思うとき、死への一日としての重みにたえる時を刻んだということができるであろうか。
2018年7月15日 / 最終更新日時 : 2022年1月5日 キノシタ 死生観 末期がん患者の死への不安 末期がん患者のこころの問題 小児科医細谷亮太氏は、聖路加国際病院小児科で40年間難病の子どもたちと向き合ってきた医師です。大下大圓氏は、日々悩み苦しむ人たちに献身的に寄り添う飛騨千光寺住職で臨床宗教師でもあります。この二 […]
2018年5月22日 / 最終更新日時 : 2019年10月28日 キノシタ お薦めの本 『サイレント・ブレス』を読んで 『サイレント・ブレス』の作者南杏子さん(ペンネーム)は都内の終末期医療専門病院に勤める現役の内科医師で、この小説がデビュー作です。この病院では、末期の患者にはタバコもアルコールも夜更かしも制限なしだそうです。 「サイレン […]
2018年4月26日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(91)『がんが再発・転移した時、あなたは?』 「ここではもう、できる治療法はなくなりました。ホスピスを紹介するので、そちらに移った方が良いでしょう」と説明する医師が増えています。 この、新しいパターナリズムに対応するには、患者の側に「患者力」をアップして備える必要が […]
2018年3月31日 / 最終更新日時 : 2021年12月31日 キノシタ 死生観 治らなくても「敗北」ではない がんが治らなければ「敗北」でしょうか。がん患者なら、あわよくば自分だけは奇跡的にでも治って欲しい、と考えることは当然でしょう。しかし、あまりにも「治る」ことにこだわりすぎると、人生の貴重な時間を治ることだけに費やしてしま […]
2018年3月28日 / 最終更新日時 : 2022年4月18日 キノシタ お薦めの記事 抗がん剤のやめどき 再発・転移がん、二次治療のがんにはエビデンスがない 膵臓がんに使える抗がん剤は、実質的に3つしかありません。4つめのタルセバは、延命効果が乏しい上に、間質性肺炎という重い副作用が心配されるからです。 今使っている抗がん剤 […]
2018年3月14日 / 最終更新日時 : 2021年11月17日 キノシタ 死生観 彼岸花と道元の死生観 治らない癌になると、これからどうなるのだろう、いつまで元気でいられるのか、治りたい、治るためには何ができるだろうか、と不安になります。 中にはいかさまの代替医療にはまり込んで、貴重な時間を無駄にすることもあります。 不安 […]
2018年3月12日 / 最終更新日時 : 2023年5月30日 キノシタ お薦めの本 加島祥造のタオ-老子 がんになったらこれまでの欲がつまらなくなった 本棚を大掃除して、この50年間に貯めこんだ蔵書をたくさん捨てた。老年になって物質欲にこだわるのは見苦しいと考えたからだ。まず蔵書を整理しようとしたのはそのためだ。 残ったのは結局古典といわれる書物だった。その中に中野孝次 […]
2018年3月12日 / 最終更新日時 : 2021年11月7日 キノシタ 死生観 拾った命だから、のんびり生きる 「拾った命だから、のんびり生きる」。 このタイトルは2006年にあるところへ書いたものだ。 そして、膵臓がんの手術までの検査まで、死を覚悟しながら、今の生き方でよい。このまま普通に生きていくだけ。焦らず、諦めず、必要以上 […]
2018年2月10日 / 最終更新日時 : 2020年2月13日 キノシタ がん一般 がんで死ぬのが最高の死に方 百まで生きてがんで死ぬ 上昌広氏が表題の記事をアエラに書いています。 私のこのブログも「今ここに」を生き、「百まで生きて、がんで死」ねれば本望です。」とタイトル写真に張ってあります。同じ意見です。 ただ、「百まで生きて」 […]
2017年11月11日 / 最終更新日時 : 2018年5月30日 キノシタ 死生観 「死」は終わりではない。必然なのだ。 がん細胞はアポトーシスを忘れた細胞 細胞にはアポトーシス(自死)の機能が遺伝子に組み込まれている。自らの存在が不要になったとき、自ら判断して自殺するのである。分かりやすい事例がオタマジャクシのしっぽである。蛙になるために […]
2017年10月12日 / 最終更新日時 : 2018年5月30日 キノシタ がん一般 がんで死ぬのも悪くはない 死生観を持つ この記事、すい臓がんが見つかって手術を待っている時期のものです。ずっと考えは変わりませんでした。悟りとまではいかなくても、自分なりの死生観を持っていることが、がんとの戦いにも有利な気がします。 いまや日本人 […]
2017年9月23日 / 最終更新日時 : 2021年11月17日 キノシタ 死生観 彼岸花の命は短い-道元の死生観 2007年に膵臓がんの手術後、快気祝いにと伊豆の修善寺に一泊で旅行しました。奮発して老舗の新井旅館に泊まったのですが、近くの散策路で一輪の彼岸花が大木の幹に咲いているのを見つけたのです。 旅館街から桂川沿いの遊歩道を歩き […]
2017年9月17日 / 最終更新日時 : 2020年2月11日 キノシタ サイモントン療法 死ぬ一時間前でも「どう生きるべきか」を問う 古稀に近づいた今、一番に思い出すのは高校生時代のこと。働き盛りのころや定年間近のことなどを措いて、その頃が一番懐かしく思い起こされるのです。 確かに仕事には熱中もしたし、それなりの成果も上げたと自負している […]
2017年8月2日 / 最終更新日時 : 2019年12月29日 キノシタ 死生観 日野原さんのラストメッセージ クローズアップ現代+で、先日105歳で亡くなられた日野原重明さんの『“死”をどう生きたか 日野原重明 ラストメッセージ』を放映していた。 『生き方上手』などの著書でで日野原さんは、自らや周囲に対して「死をどう生きるか」と […]