2018年5月9日 / 最終更新日時 : 2020年2月15日 キノシタ お薦めの記事 がんとともに自分らしく生きる EBM(Evidence-Based Medicine)は、科学的根拠に基づく医療ですが、がん患者はEBMによる標準治療を、腫瘍内科医の先生から受けていますが、髙野先生も腫瘍内科医でありながら、EBMではなくHBM(Hu […]
2018年5月3日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 サバイバー5年生存率:1.3%に入るための治療法がある がんの治療法の選択は「ギャンブル」です。その治療法が、効果のあるのは49人なのか0人なのか、当たりくじが入った箱なのか、当たりくじのない、いかさまくじなのかを見極める知識が必要です。
2018年5月2日 / 最終更新日時 : 2024年4月17日 キノシタ お薦めの本 補完代替医療と『がんの統合医療』 補完代替医療と統合医療 補完代替医療と統合医療は違うものなのか。違うとすればどこが違うのか。 シュレベールの『がんに効く生活』は副題が 『克服した医師の自分でできる「統合医療」』となっている。厚生労働省のがん研究助成金を […]
2018年4月26日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(91)『がんが再発・転移した時、あなたは?』 「ここではもう、できる治療法はなくなりました。ホスピスを紹介するので、そちらに移った方が良いでしょう」と説明する医師が増えています。 この、新しいパターナリズムに対応するには、患者の側に「患者力」をアップして備える必要が […]
2018年4月16日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(90)『人類の進化が病を生んだ』 イギリスBBSテレビで科学番組を数多く制作してきたディレクター、ジェレミー・テイラーの『人類の進化が病を生んだ』です。 ダーウィン医学(進化医学)の概念をはじめて一般向けに紹介した本として、1994年にアメ […]
2018年4月12日 / 最終更新日時 : 2023年5月10日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(89)『統合医療の真実』 著者の篠浦伸禎氏は、都立駒込病院で脳神経外科部長を務める脳外科医です。脳外科と統合医療? どんな関係があるのか? 関係なさそうだけど? と不思議に思って手に取りました。 覚醒下手術の第一人者 脳腫瘍が言語野まで及んでいる […]
2018年4月5日 / 最終更新日時 : 2020年2月15日 キノシタ お薦めの記事 がん光免疫療法―消化器がんでも検討か? 東病院 小林久隆氏が開発したがん光免疫療法の治験が、がん研究センター東病院で進んでいます。この対象は、再発した頭頸部がんの患者を対象に、安全性を確認する試験です。 がん光免疫療法を紹介した毎日新聞の永山悦子氏が、「市民のためのが […]
2018年4月1日 / 最終更新日時 : 2020年4月16日 キノシタ お薦めの記事 今日の一冊(88)『なぜ関空に世界中からがん患者が集まるのか?』 日本に動脈塞栓術を広めようとしている、IGTクリニック院長の堀信一先生の著作です。動脈塞栓術は「血管内治療(カテーテル治療)」とも言われますが、非常に細いマイクルカテーテルを血管内を通して腫瘍に抗がん剤を直接送り込みます […]
2018年3月28日 / 最終更新日時 : 2022年4月18日 キノシタ お薦めの記事 抗がん剤のやめどき 再発・転移がん、二次治療のがんにはエビデンスがない 膵臓がんに使える抗がん剤は、実質的に3つしかありません。4つめのタルセバは、延命効果が乏しい上に、間質性肺炎という重い副作用が心配されるからです。 今使っている抗がん剤 […]
2018年3月28日 / 最終更新日時 : 2022年4月18日 キノシタ お薦めの記事 終末期の積極的抗がん剤治療は寿命を短縮する 再発したら抗がん剤は使わない 再発・転移したときの選択肢としては、抗がん剤を使うのかどうかです。手術できない場合は、抗がん剤で転移したがんが治ることはほとんどありません。乳がんなどの一部のがんを除いて、再発・転移したがん […]
2018年3月26日 / 最終更新日時 : 2022年8月5日 キノシタ お薦めの記事 【膵臓がんにも適用】放射線治療の新兵器―メリディアン(MRIdian)とは がんの3大治療法は、手術、抗がん剤、放射線と言われますが、近年放射線治療の進歩がめざましいです。 陽子線や重粒子線はもちろんのこと、サイバーナイフ、ガンマナイフ、トモセラピーまたは強度変調放射線治療(IMRT)などがあり […]
2018年3月21日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 過剰なビタミンCはがんを育てる がん患者で高濃度ビタミンC注射をしている方は多いですが、逆にがん細胞を育てる可能性もあるよという記事です。ノーベル賞を二度受賞したライナス・ポーリングの業績は偉大ですが、ポーリングが主張した「ビタミンCががんに効く」は、 […]
2018年3月19日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 牛蒡子(ごぼうし)は膵臓がんに効果がある? 2013年に、国立がん研究センターのプレスリリースに『化学療法不応の膵がんに対するGBS-01医師主導治験の患者登録を開始』がありました。 牛蒡子(ゴボウの種)から抽出された高濃度のアルクチゲニンを切除不能の膵臓がん患者 […]
2018年3月17日 / 最終更新日時 : 2022年1月10日 キノシタ お薦めの記事 ダークチョコは脳を若返らせ、がんにも効果があるのか? 少し前に、「カカオを多く含むチョコレートを食べると脳が若返る可能性がある」との勇み足の発表に批判が出たとのニュースがありました。 チョコを食べない対照群を設けないなど、ずさんな試験計画で、これでは信頼性がないと批判されて […]
2018年3月17日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 話題のシンギュラリティー癌との関係は? 「シンギュラリティ」が話題になっています。AI(人工知能)が飛躍的に発展した結果、2045年までにはシンギュラリティ(技術的特異点)が来て、人間は永遠の命を得ることができるようになる。もちろん癌も克服されている、と言うの […]
2018年3月14日 / 最終更新日時 : 2019年1月3日 キノシタ お薦めの記事 抗がん剤による真の延命効果は10%程度しかない 抗がん剤は効くのか効かないのか、効くとすればどの程度なのか。再発予防効果はどれくらいあるの? 統計の罠とは?そうした疑問に答えます。 クロスオーバー試験とは 近藤誠氏が著作『抗がん剤は効かない』で、抗がん剤が効かない例と […]