「膵臓がん患者と家族の集い」のご案内


【日 時】2026年1月18日(日) 13:30~17:00(開場:13:15)
【会 場】大田区民ホール・アプリコ B1階展示室
【参加費】1,000円
【対 象】膵臓がん患者とその家族、ご遺族
【定 員】60名
【内 容】第1部:講演「がん治療を支える栄養摂取のポイントとメニューのヒント」
         オイシックス・ラ・大地(株) 管理栄養士 品川様
     第2部:患者・家族、ご遺族の交流会

申込締切は1月14日(水)19:00までです。
詳しくはオフィシャルサイトで


今年を振り返り、来年を展望する

今年を生成AIの進化を中心に振り返り、来年への展望を考えてみました。

1. 2022年12月:ChatGPTの登場がもたらした転換点

2022年12月に公開されたChatGPTは、生成AIが専門家や研究者の道具から、一般の人が日常的に使える実用ツールへと転換する決定的なきっかけとなった。
それまでのAIは「検索結果を返す」「分類や予測を行う」存在だったが、ChatGPTは自然言語で対話し、文章を生成し、思考の補助を行うという点で質的に異なっていた。

重要なのは、AIが「答えを探す道具」から「考えるプロセスを支援する存在」へ変わった点だ。
これにより、プログラミング、文章作成、学習、企画立案など、知的労働の幅広い領域でAI活用が一気に現実的なものとなった。

2. 生成AIの進化速度が一段と加速した今年

今年に入ってからの特徴は、進化の「速度」が明らかに変わったことだ。
モデルの性能向上だけでなく、

  • 応答の精度と一貫性の向上
  • 長文理解・要約能力の飛躍
  • マルチモーダル(文章・画像・図表などの統合)対応
  • 専門分野への適用のしやすさ

といった点が同時多発的に進んだ。

これにより、生成AIは「試してみる技術」ではなく、「業務や研究、教育に組み込む前提の基盤技術」へと位置づけが変わったと言える。

3. Google Gemini 3 Proの登場と“使いやすさ”の進化

GoogleのGemini 3 Proの登場は、生成AIの実用性をさらに一段引き上げた。
特に注目すべきは、検索エンジン、ドキュメント、データ解析と生成AIが密接に統合されている点だ。

これにより、

  • 情報収集 → 理解 → 要約 → 再構成
  • 複数資料を横断した知識整理
  • 専門的内容を一般向けに翻訳する作業

といった一連の知的作業が、ほぼ一つの環境で完結するようになった。

ここで重要なのは、「高性能」よりも「迷わず使える」方向へ進化している点だ。
生成AIは、技術に詳しい人のものから、誰でも使える思考支援ツールへ確実に近づいている。

4. NotebookLMによる「膵臓がんボット」構築の意味

NotebookLMを用いた「膵臓がんボット」の構築は、生成AIの真価を象徴する事例だ。
これは単なるチャットボットではなく、

  • 専門資料や論文、講演内容を読み込ませ
  • それらを根拠にした応答を行い
  • 利用者の理解レベルに応じて説明を変える

という、知識の再構築装置と言える。

特に医療分野では、情報は存在していても「理解できる形で届かない」ことが大きな課題だった。
生成AIは、その断絶を埋める役割を果たし始めている。

これは患者や家族の意思決定を支え、医療情報の非対称性を是正する可能性を持つ、非常に意義のある活用だと考える。

5. ハイパーサーミア講演とインフォグラフィックスの進化

ハイパーサーミアの講演内容を、インフォグラフィックスとして詳細に表現できるようになった点も見逃せない。
生成AIは文章生成だけでなく、

  • 複雑な概念の構造化
  • 図解・視覚化の設計
  • 専門知識の「見える化」

を支援する段階に入っている。

これにより、医学的に難解な内容であっても、読者が直感的に理解できる資料作成が可能になった。
理解の質そのものを高める技術として、生成AIが機能し始めていることを示している。

6. 来年:量子コンピュータ+生成AIがもたらす可能性

ミチオ・カクは『量子超越』において、量子コンピュータと生成AIが結びつくことで、人類史的な転換が起こる可能性は十分にある、と予言している。


微視的な世界の法則を利用することで、これまで不可能だった分子レベルのシミュレーションが可能になり、医療やエネルギー分野で革命が起きると予測している。具体的には、高性能な電池の開発や効率的な肥料生産、さらには不治の病の克服に向けた創薬への応用が期待されている。また、人工知能との融合や、宇宙の謎を解き明かす究極のツールとしての可能性についても言及されている。

量子コンピュータは、従来の計算機では現実的に解けなかった問題を扱える潜在力を持つ。

そこに生成AIが加わることで、

  • 膨大な計算結果の解釈
  • 仮説生成と検証の自動化
  • 新素材・新薬・新理論の探索

が飛躍的に加速する可能性がある。

もちろん、すぐに一般社会が変わるわけではない。しかし、「人間の思考の限界」を補助する装置としてのAIが、質的に次の段階へ進む年になる可能性は高い。

総括的な意見

生成AIは、単なる技術トレンドではなく、「知の扱い方」そのものを変えつつある。
今年はその変化が誰の目にも明らかになった年であり、来年はその影響が社会構造にまで及び始める転換点になると見ている。

重要なのは、技術を恐れるか、過信するかではなく、どう使えば人の理解と選択を豊かにできるかを考え続けることだ。
その姿勢次第で、生成AIは人類にとって極めて建設的な道具になり得る。

感謝

本年もこのブログを訪問してくださり、ありがとございました。

来年もよろしくお願いします。


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