2018年9月17日 / 最終更新日時 : 2018年9月17日 キノシタ お薦めの記事 「呪いの言葉」と「善意の謀略」 前沖縄県知事の翁長さんが膵臓がんで亡くなったとき、マスコミや週刊誌に登場した識者や医師などから「手術が死期を早めた。放射線なら助かった」と憶測による無責任は発言がありました。 ま、〇藤〇先生だと推測はできますが、これを見 […]
2018年9月16日 / 最終更新日時 : 2021年11月17日 キノシタ お薦めの記事 がんとストレス キラーストレス ストレスの正体や悪影響をおよぼすメカニズムが科学的に詳細に解明されはじめた ストレスによって、心不全や脳梗塞などが引き起こされるケースがあります。 それだけではなく、ときにはがんが進行したり、無害なはずの […]
2018年9月11日 / 最終更新日時 : 2021年3月26日 キノシタ お薦めの記事 患者会に参加する患者は、生存率が高い がん患者どうしの互助的集まりに参加して精神的なサポートを受けている患者と、そうではない患者とでは、その後の生存率に大きな違いがあることが分かっています。
2018年9月9日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(93)『「がん」はなぜできるのか』 久しぶりの「今日の一冊」ですが、これじゃ「今月の一冊」になってしまいますね。 「そのメカニズムからゲノム医療まで」と副題にあるように、がんの発生から成長、浸潤・転移にいたる「がん発生の自然史」のメカニズムの理解が必要とな […]
2018年8月29日 / 最終更新日時 : 2021年11月17日 キノシタ 心と体 プラシーボ効果は体内の「製薬工場」 プラシーボ効果(プラセボ効果)とは、偽薬効果とも呼ばれており、本来は薬効として効く成分のない薬(偽薬)を投与したにもかかわらず、病気が快方に向かったり治癒することを意味します。 ハワード・ブローディは『プラシーボの治癒力―心がつくる体内万能薬』で、薬効のない薬を投与された患者の状態が改善したことに関して、次のように述べています。
2018年8月26日 / 最終更新日時 : 2018年8月27日 キノシタ 死生観 「終活」と「断捨離」 今年で70歳になりました。プレ終活と称して、早い人では50代から断捨離を実行している人もいるようです。 残りの人生の時間は、10年生きるとして3650日、87600時間しかありません。膵臓がんが見つかってから11年経ちま […]
2018年8月23日 / 最終更新日時 : 2021年12月31日 キノシタ お薦めの記事 エビデンスは誤解されている ガイドラインはエビデンス(科学的な根拠)ではない UMSオンコロジークリニックに「私たちが治療のガイドラインを重要視しない理由」という文章がアップされています。 UMSオンコロジークリニックは日本におけるピンポイント放射 […]
2018年8月22日 / 最終更新日時 : 2022年1月12日 キノシタ お薦めの記事 がんは遺伝子の異常以外でも、エピジェネティックに生じる 近藤誠氏の「がんもどき理論」の根幹は、がんは遺伝子の病気であり、遺伝子は細胞分裂で子孫に継承されるのだから、発生の初期に転移するかどうかは決まっている、というものです。がんもどきと本物のがんは腫瘍がまだ機械の目では見つけ […]
2018年8月15日 / 最終更新日時 : 2021年11月4日 キノシタ 光免疫療法 光免疫療法-久々の紹介記事 AERA.dotに光免疫療法の記事が載っています。久しぶりですね。 でも、このブログで紹介した以上の内容は書かれていません。 好評発売中の週刊朝日ムック「がんで困ったときに開く本2019」では、今後期待の最新治療として「 […]
2018年8月12日 / 最終更新日時 : 2020年2月8日 キノシタ 死生観 バカボンのパパ:これでいいのだ! ガンになったことが悪かったのではなく、ガンになる要因を持っていたことが悪かったのです。ガンになったらなったで、変えるチャンスです。その時に、あれこれ違う方法を探すより、生き方そのものを変えてしまうことのできた人だけが助かるのです。
2018年8月9日 / 最終更新日時 : 2022年10月11日 キノシタ お薦めの記事 がん患者が考える「生」と「死」 私たちは、死を運命づけられてこの世に生まれてきた。しかし、その死を刑罰として受けとめるのではなく、永遠の解放として、安らぎの訪れとして受け入れることができるはずである。 また、死の運命を背負わされた囚人として生きるのではなく、誇りと希望をもって自分にあたえられた時間を燃焼し尽くすこともできるはずである。 今日も私たちは死にむかって百を歩んだ。夕日に向かってその百を思うとき、死への一日としての重みにたえる時を刻んだということができるであろうか。
2018年8月8日 / 最終更新日時 : 2024年4月17日 キノシタ お薦めの記事 心の平安はがんの進行を抑え、QOLを改善する 自分の心の奥にある本心と真摯に向き合って、表現豊かな執筆をした患者は、生活の質(QOL)が改善し、がんの症状も改善したとの報告です。 表情豊かに書くことで、腎細胞がん患者の身体症状が改善されることが、ランダム化比較試験で示されたものです。
2018年8月4日 / 最終更新日時 : 2020年2月20日 キノシタ お薦めの記事 抗がん剤で進行がんが治ると、多くの患者は誤解している 再発や転移のあるステージ4のがんは、抗がん剤で根治することはまず不可能です。しかし、7割から8割の患者が、進行したがんが抗がん剤で治ると誤解しています。しかも、主治医とのコミュニケーションが良いと答えた患者ほど、化学療法(抗がん剤)でがんが治ると考える傾向が高かった。
2018年7月28日 / 最終更新日時 : 2020年2月20日 キノシタ がん一般 がん性悪疫質にアナモレリンが効果 先週、神戸で開催された「第16回 日本臨床腫瘍学会学術集会」で、がん性悪疫質に関する発表がありました。 『消化器がんに伴うがん悪液質患者におけるONO-7643の有効性及び安全性を確認するための多施設非盲検非対照試験』 […]
2018年7月21日 / 最終更新日時 : 2018年7月22日 キノシタ 先進医療 光線力学療法(PDT)が膵臓がんに適用できるようになるか? 2000年に入ってから、出力の非常に弱い光源(従来の1/1000)を用いた「メトロノミックPDT (mPDT)」法が提唱され、従来のPDT法では難しかった体内深部の臓器にできたがん(たとえば肝がん、膵がん)を治療できる新たな医療技術として大いに期待されています。しかし、光強度の非常に弱いmPDTでは、光源の位置が少しでもずれると腫瘍への光照射が不十分となり、抗腫瘍効果が得られません。そのため、生体内の臓器や組織上で安定に固定でき、腫瘍に対して長時間安定的に光照射できる体内埋め込み型の発光デバイスの開発が望まれていました。
2018年7月15日 / 最終更新日時 : 2022年1月5日 キノシタ 死生観 末期がん患者の死への不安 末期がん患者のこころの問題 小児科医細谷亮太氏は、聖路加国際病院小児科で40年間難病の子どもたちと向き合ってきた医師です。大下大圓氏は、日々悩み苦しむ人たちに献身的に寄り添う飛騨千光寺住職で臨床宗教師でもあります。この二 […]