2019年5月8日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 免疫療法が効かないメカニズム 膵臓がんのニュースに乏しいオンコロですが、新しい情報が届いています。 米国がん学会(AACR 2019)プレナリーセッションの紹介です。 免疫療法と化学療法の4剤併用で奏効 PD-1を阻害するモノクローナル抗体のニボルマ […]
2019年5月5日 / 最終更新日時 : 2019年5月6日 キノシタ 膵臓がんの知識・情報 膵癌ステージⅣの映像作家として賞を受ける がん患者にとって最も悪いのは孤独感です。健康な人たちから隔絶した孤独感は、抗がん剤治療と同じように苦痛であり、がんそのものと同じように苦痛です。孤独感はネガティブな感情や無力感を生みやすく、ネガティブな感情と無力感は、がんと闘うための免疫力を下げます。孤独感ではなく仲間との連帯感、そしてやりがいのある人生、これががんとの戦いに有利に働かないはずはありません。
2019年4月16日 / 最終更新日時 : 2019年4月16日 キノシタ 丸山ワクチン 『膵臓がん患者と家族の集い』丸山ワクチン講演の報告 丸山ワクチンは「古くて新しい免疫療法」として、最近その効果のある科学的な根拠などが研究をされております。丸山ワクチンは樹状細胞に働きかけて、がん細胞によって抑制された樹状細胞の攻撃力を回復する能力があります。その仕組みとしてクロスプレゼンテーションというものが、最近の研究によって明らかになってきました。
2019年4月6日 / 最終更新日時 : 2019年4月6日 キノシタ 先進医療 膵臓がんの臨床試験:WEE-1阻害薬 WEE-1阻害薬には、抗がん剤の増刊作用、放射線感受性の増刊作用があり、がん細胞を死滅されるのに効果を発揮するということらしいです。日本でも、アストラゼネカ社が固形がんを対象に、カルボプラチンおよびパクリタキセルと組み合わせて第Ⅰ相臨床試験を進めています。
2019年4月3日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 抗がん剤の耐性を解除する記事の「まとめ」 抗がん剤の耐性を解除する治療法について、何回か記事を書いてきましたが、それぞれの関連性や、要点をまとめてみました。 抗がん剤に耐性が付くメカニズムの1つとして、がん細胞の表面にP-糖タンパク質が多数発言し、 […]
2019年3月30日 / 最終更新日時 : 2022年4月18日 キノシタ お薦めの記事 ステージ4からの眺め「膵臓がん完治への闘い」 手術不能膵癌を、抗がん剤の耐性を解除する治療法で手術に持ち込んで、ステージ4から7年間生存している水田さんの紹介記事です。
2019年3月29日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 抗がん剤の耐性を解除すれば膵臓がんだって完治する ステージ4のトリプルネガティブ乳がんと告げられ、5度の脳転移経験もある田村博子さんは、園田医師の治療法を受けて”完全寛解”し、現在も元気に活躍しています。これほどの絶望的な状況からでも完全寛解することがあるのですね。驚きです。田村さんが選んだ治療法は、抗がん剤の耐性を阻害する薬剤を使う治療法でした。園田医師は、「ガイドラインにはない治療だから、大学病院などではできない」と語っていますが、ガイドラインを基本にしながらも、工夫を加えた治療を続けています。
2019年3月25日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(107)「最先端治療 胆道がん・膵臓がん」 膵臓がん患者は、希望が持てる最新の正しい知識を求めているのです。そうした患者の要求に応えようと、ある程度努力した内容となっています。ある程度と書いたのは、再発、転移後の治療法に関しての情報がほとんどないからです。再発しても健康保険で使える治療法はあります。しかし、それらにはまったく触れられていません。国立がん研究センターの出版物の限界なのでしょう。
2019年3月24日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 肝臓に転移しても諦めない またこちらの病院は、兵庫県がん診療準拠点病院ですが、膵頭部がんの患者で多発肝転移を有している方の症例が紹介されています。放射線治療と動注療法の集学的治療により膵頭部にあった腫瘍はほぼ消失し、多発肝転移もほぼ消失しました。そして治療終了後11年たって元気に生活をしています。 傾向としては、がん診療連携拠点病院のような大きな病院よりも、準拠点病院、あるいは地方の大学病院のような組織の方が、標準治療以外の治療法に関しては小回りが利くように感じます。
2019年3月17日 / 最終更新日時 : 2021年12月31日 キノシタ お薦めの記事 オートファジーを阻害することで膵臓がんを論理的に治療する可能性 患者さんのガンマーカーを見ながらクロロキンの量を増やしていく治療を行い、なんとクロロキンの濃度が1200mgを超えた時、急速にガンマーカーが低下し、CTで転移癌の大きさが減少した後、4ヶ月経過してガンが抑えられたままの患者さん1例を症例として示している。
2019年3月14日 / 最終更新日時 : 2019年12月27日 キノシタ 膵臓がんの知識・情報 主治医が定年退職 講談社の現代ビジネスのサイトにこのような記事が載っています。 中に、こんな記述があります。 齋浦医師は今年(2019年)1月に16年間務めたがん研から順天堂大学に移り、現在、同大学大学院医学研究科・肝胆膵外科学教授として […]
2019年3月7日 / 最終更新日時 : 2019年3月7日 キノシタ お薦めの記事 膵臓がん患者の火葬場から放射線が検出される アリゾナ州で放射線治療を受けたがん患者さんを荼毘に付した後の火葬場から、海抜0mの放射線量の200倍近い放射線が検出され、メイヨークリニックが結果を米国医師会雑誌(JAMA )に発表しました。調査対象の男性(69)は生前、特殊なタイプの腫瘍のすい臓がんを患っていた、ということです。それで放射性のあるルテシウムドタテート 177(Lu-177)の静脈注射を受けていました。
2019年3月4日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(104)「<いのち>とがん」坂井律子 怖くて考えたくなくて、消えて欲しい、その存在が消えて欲しい。けれども、そこにあるまま、そして、受け入れることができないまま、それでもいいのではないかと思って、最後まで生きるしかないのではないだろうか。当たり前のことだけれど、人は死ぬまで生き続ける、だから、死を受け入れてから死ぬのではなくて、ただ死ぬまで生きればいいのだと思う。
2019年3月1日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 カテキンが膵臓がん細胞の代謝を変える 緑茶に含まれるEGCG(没食子酸エピガロカテキン)と呼ばれるカテキンの一種が、がんと密接にかかわる酵素LDHDを阻害するのだという。それにより、膵臓がん細胞の代謝を変えることがわかった。また、酵素阻害物質のオキサミン酸がLDHDを抑制することも確認した。つまり、EGCGとオキサミン酸ががん細胞の拡散を抑制し、がんの予防や進行を遅らせることにつながるのだという。
2019年2月23日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(102)「糖尿病と膵臓がん」長尾和宏 膵臓に関心がない糖尿病専門医 「20年間も大病院の糖尿病専門外来に通っていたのに、気づいたら膵臓がんの末期でした」とか、「糖尿病の治療はずっと続けていたけれど、膵臓の検査を受けたことは一度もありません。まさか自分が膵臓が […]
2019年2月23日 / 最終更新日時 : 2019年2月23日 キノシタ お薦めの記事 『膵臓がん患者と家族の集い』講演者 森省歩氏の紹介 森氏が、なぜ丸山ワクチンなのか。森氏は大腸がんのステージⅢaが見つかり手術をしましたが、2ヶ所のリンパ節に転移がありました。術後の抗がん剤治療を勧められたのですが、ジャーナリストという、夜討ち朝駆けが多い仕事柄、術後の抗がん剤治療を断って、丸山ワクチンだけを投与しているのです。