今週のチェロレッスン
チェロのレッスンは先生の都合が合わないからと、代役の先生に変更。「音程は良いね」と褒められたから悪い気はしない。しかしボーイングでA線を弾くときに弦に対する直角がずれている、左手のポジション移動では、指を移動するのではなく、先に肘が移動して少し遅れてから指が移動するイメージでと指導を受けた。
これはゴーシュの「チェロの話」でも同じことが書かれている。
指が移動する時、必ずひじを先行させ、左手がしなるようなイメージで遅れて1の指を移動すること。
正確に言うと、ひじがまず次のポジションをとってから、そのひずみのエネルギーで遅れて1の指が移動する。ひじが止まっていて、指だけ移動するよりはるかにスムースに指が動きます。
全てのポジション移動はひじが先行する事を、最初ははっきり意識して行ってください。
例えば、ちょっとしたポジション移動の時、移動した先の音程が不安定だと思った時、ひじの動きをチェックして下さい。解決する場合が多いです。
もう一つはヘ音記号の譜面がまだ正確に読めていないということ。どうしても譜面に指番号を書かないと間違ってしまう。もうそろそろ指番号を書くことから卒業しなくてはならない時期だ。そこでインターネットで検索したらおもしろいサイトを見つけた。
Note Trainer 本来はピアノのレッスン用らしいが、ト音記号・ヘ音記号・テノール・アルトの譜面が選べて、五線譜上の音がどれかを当てるようになっている。間違うと赤い文字で警告してくれるし、正解率も出るようになっている。
Settingsボタンをクリックして、下図のようにへ音記号を有効にし、音域はチェロにあわせて図のように変更する。全音符をマウスで掴んで上下に移動させればよい。
Toggle Helperをクリックすると右に音名が表示されるのでこれは消しておく。
表示された音符がどの音になるかを下の記号をクリックして解答する。
私の場合は、譜面の下の音に対して間違いが多いことがよく分かった。
正解率が上がってきたら、チェロのどの弦を何番の指で押さえるのかもイメージしながらやってみると良い。