2019年3月19日 / 最終更新日時 : 2022年1月10日 キノシタ お薦めの記事 がん患者は不安だから補完代替医療に頼る? 補完代替医療ですから、当然確たるエビデンスはないわけですが(あれば標準医療になっている)、それでもある程度の科学的根拠を持つものもあるのです。補完代替医療に対するランダム化比較試験も、禁煙急激に増加しています。こうした情報を上手く活用するには、『「健康食品」の安全性・有効性情報』にある「素材情報データベース」を活用することです。
2019年3月17日 / 最終更新日時 : 2021年12月31日 キノシタ お薦めの記事 オートファジーを阻害することで膵臓がんを論理的に治療する可能性 患者さんのガンマーカーを見ながらクロロキンの量を増やしていく治療を行い、なんとクロロキンの濃度が1200mgを超えた時、急速にガンマーカーが低下し、CTで転移癌の大きさが減少した後、4ヶ月経過してガンが抑えられたままの患者さん1例を症例として示している。
2019年3月17日 / 最終更新日時 : 2020年2月23日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(105)「死」とは何か:イェール大学で23年連続の人気講義 私の生き方は、やがて死ぬという事実にどのような影響を受けてしかるべきなのか。必ず死ぬという運命に対して私はどのような態度をとるべきなのか。例えば死を恐れるべきなのか、やがて死ぬという事実に絶望するべきなのか。こうした難問に、シェリー先生は一つ一つ丁寧に分析して答えていく。
2019年3月15日 / 最終更新日時 : 2019年3月29日 キノシタ お薦めの記事 なぜ抗がん剤の耐性がつくのか P-糖タンパク質はがん細胞に発現し、多くの抗がん剤を細胞外へ排出することにより、がん細胞を薬剤耐性にし、抗がん剤を効かなくする。
2019年3月11日 / 最終更新日時 : 2020年2月23日 キノシタ お薦めの記事 患者会の役割ってなんだろう? 病気を正しく、科学的に知ることは、言うは易し行うは難しです。科学的とはどういうことでしょうか。標準治療は全て科学的なのでしょうか。標準治療以外は全て非科学的なのでしょうか。そのように白か黒かはっきりと分けられはずはありません。
2019年3月10日 / 最終更新日時 : 2022年4月18日 キノシタ お薦めの記事 運動すればがんの成長を抑えることができる ランニングなどの運動により、ナチュラルキラー細胞が活発化し、がん細胞などの腫瘍の増殖を抑制できる可能性が、マウスによる実験で示されました。毎晩4km~7km走ったマウスの免疫系統が活発化し、新しい腫瘍の増殖を予防したほか、既存の腫瘍の成長を最大で60%抑制できることがわかったとのこと。
2019年3月7日 / 最終更新日時 : 2019年3月7日 キノシタ お薦めの記事 膵臓がん患者の火葬場から放射線が検出される アリゾナ州で放射線治療を受けたがん患者さんを荼毘に付した後の火葬場から、海抜0mの放射線量の200倍近い放射線が検出され、メイヨークリニックが結果を米国医師会雑誌(JAMA )に発表しました。調査対象の男性(69)は生前、特殊なタイプの腫瘍のすい臓がんを患っていた、ということです。それで放射性のあるルテシウムドタテート 177(Lu-177)の静脈注射を受けていました。
2019年3月6日 / 最終更新日時 : 2019年3月6日 キノシタ お薦めの記事 丸山ワクチンとがん治療の併用は「混合診療」にならない 丸山ワクチン(SSM)は、例外的対応ではありますが、ゼリア新薬が厚生労働省に癌治療を目的とした治験薬として届出し、その了解を受けて使用されていますので、混合診療には該当しないものとされております。 ただし、丸山ワクチンの注射のみで来院した場合は、診察料を含めてすべてが自費徴収となります。
2019年3月4日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(104)「<いのち>とがん」坂井律子 怖くて考えたくなくて、消えて欲しい、その存在が消えて欲しい。けれども、そこにあるまま、そして、受け入れることができないまま、それでもいいのではないかと思って、最後まで生きるしかないのではないだろうか。当たり前のことだけれど、人は死ぬまで生き続ける、だから、死を受け入れてから死ぬのではなくて、ただ死ぬまで生きればいいのだと思う。
2019年3月4日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 エピジェネティックな変化だから、末期がんでも治ることがある がんの進行の第一段階はエピジェネティックな変化であり、それは逆行させることもできる。相当進んだがんでも、適切な条件を整えれば、エピジェネティックに逆行させることが可能である。微小環境論では、その適切な条件とは、免疫反応と、周囲の健康な細胞との相互作用であるとする。
2019年3月2日 / 最終更新日時 : 2023年5月10日 キノシタ お薦めの記事 代替医療はニセ科学か、それとも・・・ 現代医療(正統医療)の側からは、二重盲検法などの実証的な検討が必要だと主張する根拠として、プラシーボ効果を排除しなければならないからだという。しかし、プラシーボ効果でない「本当の」効果がどうしてそんなに重要視されなければならないのかという問いは、あまりに当たり前すぎるためなのか、論議になることが少ない。
2019年3月1日 / 最終更新日時 : 2021年11月16日 キノシタ お薦めの記事 カテキンが膵臓がん細胞の代謝を変える 緑茶に含まれるEGCG(没食子酸エピガロカテキン)と呼ばれるカテキンの一種が、がんと密接にかかわる酵素LDHDを阻害するのだという。それにより、膵臓がん細胞の代謝を変えることがわかった。また、酵素阻害物質のオキサミン酸がLDHDを抑制することも確認した。つまり、EGCGとオキサミン酸ががん細胞の拡散を抑制し、がんの予防や進行を遅らせることにつながるのだという。
2019年2月26日 / 最終更新日時 : 2019年2月26日 キノシタ お薦めの記事 静岡がんセンター:副作用対策の冊子を公開 静岡がんセンターで使用している、患者さんのためのがん薬物療法説明書をダウンロードできます。病気の種類・使用する薬の組み合わせ別に、患者さんに知っておいてほしい内容を1冊にまとめました。患者さんからは「具体的に書いてあり、安心感につながった」などの声をいただいています。ぜひ参考にしてください。
2019年2月25日 / 最終更新日時 : 2019年3月2日 キノシタ お薦めの記事 丸山ワクチンを使って食道がんを克服 頑張りすぎてボロボロになって死を迎えるのと、がんと適当に折り合って気分良く死を迎えることができるのと、どちらが良いか私には自明の理であるように思われる。その点親父贔屓ではないが、丸山ワクチンはがんとの折り合いを望む患者に最適の治療法である。
2019年2月25日 / 最終更新日時 : 2019年2月25日 キノシタ お薦めの記事 放射線はがん細胞をワクチンにする 「放射線は、効果的にがんをワクチンに変えることができるのです」放射線が局所では腫瘍を縮小させる一方で全身では免疫応答を誘導するこの現象は、アブスコパル効果として知られている。
2019年2月24日 / 最終更新日時 : 2024年4月17日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(103)「病を癒す希望の力」 病気はすべてどんな結果をもたらすか分からない。医療は不確実性に満ちている。腫瘍は教科書通りに進行していくとは限らない。だからこそ、そうした中に本物の希望を見出すことが可能である。科学の不確実性はまた、希望をも生み出すのである。 希望を持ち続けたがゆえに、生き延びた患者もいる。一方で希望を持ち続けても生きることが適わなかった患者もいる。希望を本物にするためには、科学以上のものが必要なのである。