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カテキンが膵臓がん細胞の代謝を変える

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がんと言われて、ある程度落ち着いてきたら、さて自分にも何かできることがあるはずだと、皆さん考えます。

本屋に行けば、これでがんが治ったとか、気を惹きそうな本が並んでいますね。しかし、高価なサプリメントには手を出さない方がよろしいです。価格が高ければ高いものほど、がんには効きません。

緑茶の抗がん作用については以前から紹介していますが、私は毎日深蒸し茶をお茶ミルで挽いて飲んでいます。

緑茶に多く含まれるカテキンには抗がん作用があることが知られていますが、膵臓がんにも効果があります。

緑茶が膵臓がんのリスクを下げる

少し古いニュースですが、お茶に含まれるカテキンが膵臓がん細胞の代謝を変えることが分かった、との記事があります。

緑茶が膵臓がんのリスクを下げる仕組みを米研究所が解明!

日本人には馴染みの深い緑茶。毎日飲んでいるという人も多いだろう。
その緑茶に含まれるカテキンなどの成分に殺菌作用や血糖値を抑制する働きなどがあることはこれまでの研究で明らかになっている。

そして「抗がん作用がある」ともされているが、どうやってがん細胞の発達を抑制しているのか、そのメカニズムは分かっていなかった。

がんに関わる酵素を阻害

しかしこのほど、緑茶が膵臓がんのリスクを下げる仕組みを米国の研究所が解明した。

研究チームによると、緑茶に含まれるEGCG(没食子酸エピガロカテキン)と呼ばれるカテキンの一種が、がんと密接にかかわる酵素LDHDを阻害するのだという。それにより、膵臓がん細胞の代謝を変えることがわかった。

また、酵素阻害物質のオキサミン酸がLDHDを抑制することも確認した。つまり、EGCGとオキサミン酸ががん細胞の拡散を抑制し、がんの予防や進行を遅らせることにつながるのだという。

膵臓がん以外にも当てはまる?

研究を行ったロサンゼルス生物医学研究所のWai-Nang Lee博士は「研究結果は膵臓がんだけでなく、すべてのがんの予防につながる可能性がある」と話す。

今回はがん予防や進行を遅らせる仕組みについての研究だが、どのくらいのカテキン摂取でそうした効果が得られるのかも知りたいところ。今後の研究に注目したい。

出典元:Metabolic consequences of LDHA inhibition by epigallocatechin gallate and oxamate in MIA PaCa-2 panc – Metabolomics

緑茶の中でもカテキンの含有量の多い深蒸し茶がお薦めです。

しかし、急須に茶葉を入れて飲むのでは、お茶の成分の多くを捨てているようなものですから、お茶ミルで粉末にして、茶葉をまるごと摂るのがよろしいです。

お茶ミルにも多くの種類があり、電動式のものもありますが、これは勧めません。掃除がたいへんです。シンプルでセラミック製の臼が装着されている京セラのお茶ミルが最適です。セラミックなら京セラでしょ。私が使っている3点セットです。

深蒸し茶はどんなものが良いかもよく訊かれますが、お茶ミルで挽いて飲むようになると、茶葉の消費量もぐっと少量ですむようになります。ですから、ちょっと高いお茶を買っても、トータルでのお茶代はそれほど増えはしません。

いろいろ試しましたが、コストパフォーマンスが良いのは、

  • 源宗園 楽天市場店の深蒸し茶が、苦みの中にも甘みがあり、コストパフォーマンスも優れています。錦富士が私の定番ですが、茜富士は更に美味しいです。他にも良いお茶はあるでしょうが、いろいろと試してこちらに落ち着いています。

もう一店あげるなら、伊豆の国市の韮山反射炉のすぐ側で栽培されている、蔵屋鳴沢の深蒸し茶「みどり」ですね。100g入りが税抜き800円ですが、まろやかで美味しいです。

膵臓がんの手術の直後から、この方法でカテキンを摂っています。もちろん、カテキンのおかげで再発も転移もなかったのかどうか、それは分かりません。

しかし、少しでも科学的根拠があるものなら試してみても損はないでしょう。大事なことは、重篤な副作用がないことと続けること。続けるためには高価でないことが大事です。月に10万円もするような高価なサプリメントでは、何年も続けて購入することなど難しいでしょう。

飲み過ぎなければ、お茶には副作用はありません。私は一日に5~10杯ほど飲んできました。


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