シベリウスのヴァイオリン協奏曲

スポンサーリンク
Pocket
LINEで送る

シベリウスのヴァイオリン協奏曲は、ベートーベンのそれと同じ程度に私の好きなヴァイオリン協奏曲だ。どちらかと言えばシベリウスのほうが、北欧の雰囲気を感じさせて、好みだと言える。シベリウスの曲は交響曲第2番もよく聴いていたものだ。

トゥオネラの白鳥も含めて、彼の一連の曲が、
暗い現実の彼方に一条の光明を感じることができる。嘆きや悲しみ、はかなさに満ちたこの世だが、あきらめてはいけないよ。行く手には明るい光もない訳じゃない。こう訴えているように感じて、モーツァルトやバッハの曲に疲れたときにはよく聴く。

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲

これまでは巨匠アイザック・スターンとユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア交響楽団のもの。SACD版のヴァイオリン協奏曲を欲しくて探したが、諏訪内晶子のものしかないようで、しかも在庫なし。輸入盤の中古を何とか手に入れて聴いてみた。録音は文句なくよい。S/N比が高く、ダイナミックレンジが非常に大きい。残響は多すぎず、個々の楽器の分解度も高くて、オーディオファン向きの優秀録音盤という評価も納得できる。
演奏は、曲の流れが少しぎこちない。さすがに巨匠スターンと比べるのは酷かもしれないし、名だたる名演奏がある中で、影が薄くなるのは仕方がないが、女性らしい優しいヴァイオリンだし、まぁ美人だから良いか!

交響曲第2番は、コリン・デービス指揮のボストン交響楽団のものと朝比奈隆の大阪フィル。朝比奈隆のをよくかける。

朝比奈隆では、ベートーベンの交響曲全曲を新日本フィルとサントリーホールで演奏したCDを図書館から借りて聴いている。こちらもHibrid SACD。定価9450円では衝動買いするには高すぎる。図書館さまさまです。まだ3番までだが、これまではベートーベンの交響曲は「心がまえて」聴くような感じだったのが、タイムドメインのシステムでは同じCDなのにゆったりと聴くことができる。聴くていても疲れないから不思議だ。「これぞ朝比奈隆」といえる演奏です。難解な解釈による小細工は一切なしの質実剛健、重厚で実に恰幅のよいベートーヴェンです。「楽譜に忠実に」といった朝比奈の演奏哲学をオーケストラが見事に汲み取っています。

シベリウスの交響曲全集を出しているアイスランド交響楽団が10、11月にやってきて、全曲を連日演奏するらしい。すみだトリフォニーホールで11月4日から7日まで連続して演奏だ。大変な熱の入れようだ。


スポンサーリンク

スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • がん患者は”がん”で死ぬのではなく、餓死するのです がんで入院しても、がんで亡くなる患者はわずか2割です。8割の方は感染症で亡くなっています。なぜ感染症に罹るのか、それは栄養障害によって免疫機能が低下しているからです。 こう […]
  • モーツァルトはがんにも効くか? 腫瘍内科医の先生も言ってますが、欧米で盛んな音楽療法には一定の効果がありそうです。 がん患者さんへの音楽療法のコクランレビュー。23のランダム化比較試験があり、がん患者さん […]
  • 癌とストレス(2) ストレスはがんの転移を起こしやすくする ストレスホルモンは、リンパ系に悪影響を及ぼすことによって、がんの転移を促進することがマウスの研究で明らかになっています。 ストレスのある […]
  • 長生きは良いことか?『健康第一はまちがっている』 日本は世界一の長寿国です。医療のおかげで長生きをするようになり、健康寿命もどんどん伸びています。しかし、百歳あたりが限界という現実は変わりません。 ということは、60、70 […]
  • 人生は借用書 返済期限が来たら返せば良いだけ 転移・再発したがんでは、抗がん剤は「延命効果」と「症状の緩和」が目的です。治ることはありません。しかし4割以上の患者は、いずれ抗がん剤で腫瘍が消えると、間違って受け取っています。 […]
  • DWIBS(ドゥイブス法)DWIBS(ドゥイブス法) がんの治療においては、抗がん剤が効いているのかを早く判断し、再発や転移があれば、早期に見つけて次の治療法を考えることが大切です。 その判断には造影CTやPET(陽電子放出断層撮 […]