音楽療法(タイムドメインシステムのグレードアップ)

BauXar ボザール Jupity301 ジュピティ301 アンプ内蔵タワー型タイムドメイン・スピーカー

5月に手に入れたタイムドメインスピーカーBauXar ボザール Jupity301 ジュピティ301 アンプ内蔵タワー型タイムドメイン・スピーカー
もだいぶ使い込んで音が変わってきた。最初は低音はこんなものかという程度しか出なかったのだが、使い込んでずいぶんと迫力のある低音になってきた。逆に高音は最初よりも柔らかくなった印象だ。

しかし、パソコンに保存したある曲の再生が今ひとつ納得できない。高音も低音も
もたもたとして、たとえてみれば肥満児が頑張って走っているという感じ。パソコンのオーディオ出力からではなく、一応はUSBオーディオにCreativeのSound Blasterを付けているのだが、4000円程度のDA変換ではこの程度かもしれない。ONKYO WAVIO USBデジタルオーディオプロセッサー SE-U55SX(W)
に変えてみることにした。

ONKYO WAVIO USBデジタルオーディオプロセッサー SE-U55SX(W)

まったく違った音になった。DA変換時のパルス性ノイズを極限まで抑える回路技術、この回路専用に別の電源を使用している。高性能のカップリングコンデンサーを贅沢に左右にそれぞれ採用している。価格もSound Blasterの4倍程する。(ネットで3倍ほどの値段で買ったが) 光デジタル端子もあり、オーディオセレクターとしても使える。

PCにはAppleロスレスの可逆圧縮フォーマットで保存してあるので、再生したデジタル信号はCDと同じデジタルデータが流れているはずである。小椋佳も谷村新司も、音の一つ一つの粒立ちが細かくなり、音量を上げても高音が耳障りでなくなった。空間に分布した音の分布範囲が広くなった印象で、高音も低音もはっきりと強く出ているのに、聞いていても疲れない。

Winampからインターネットラジオを流したら、CDの音質で聞こえてくる。

ここまで音が良くなると、スーパーオーディオCD(SACD)で聞いてみたくなる。SACDのディスクはあまり持っていないが、鈴木秀美のチェロがあった。しかし、SACDプレーヤーがない。買いたくともUDv610avSBオーディオSE-U55SXを買った直後で余裕がないから高いものは駄目だ。PioneerのDVDユニバーサルプレーヤーDV-610AVを安く手に入れた。テレビを見ないのにDVDプレーヤーはおかしいが、DVDオーディオも再生できるし、SACD専用のプレーヤーよりも安い。オーディオファンとAVファンの層の厚さが違うからだろう。

メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品全集

ガット弦のバロックチェロを弾く鈴木秀美は、ときどき池上本門寺近くの實相寺で「ガット・カフェ」なる演奏会を開催していたが、最近は止めているのかあまり開催しなくなった。平井千絵のフォルテピアノでメンデルスゾーンのチェロ・ソナタ第1番変ロ長調Op.45、チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58が収まっている。

5.1chのマルチステレオを2chで再生しているのだが、ガット弦と松ヤニの接触する瞬間が分かるかと思うほどのはっきりした音が、フォルテピアノの鍵盤が見えるかのような音が再現される。5.1chの再生は部屋全体に音が広がり、環境音が後ろのスピーカーから聞こえるなど、音の空間としてはおもしろそうだが、どうも好きになれない。タイムドメインのスピーカーで2chでも十分に広がりを感じるし、音を絞っても小さな低音・高音ともに聞き分けることができるのがこのスピーカーの特徴で、深夜でも周囲を気にしなく再生できる。安上がりのシステムだが、50万円以上のステレオシステムにも負けない音だと思う。


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音楽療法(タイムドメインシステムのグレードアップ)” に対して1件のコメントがあります。

  1. タイムドメインスピーカによる音楽療法とは面白そうですね。良い結果を期待します。

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