三重路の紅葉

先週に三重県内の紅葉の名所といわれるところを訪れてきました。
車で往復1000キロの旅、事前にカーナビに地点データを登録して出かけました。

最初はいなべ市の聖宝寺。週末からライトアップされるということでしたが、まだ少し紅葉の見頃とは言えない状態。それに紅葉する木も少ないようでした。「名所」というには寂しい感じです。次に朝明渓谷を目指しましたが、途中にあった三重県民の森が良さそうで、入ってみました。全般に赤い紅葉は少なく、楓などの黄色の紅葉が盛りでした。

次は伊賀町の白藤の滝。ここは残念ながらほとんど紅葉していません。早々に切り上げて伊賀上野の宿へ。ここは松尾芭蕉の生地です。芭蕉翁記念館を訪問。芭蕉祭特別展「書と画の世界」を開催中でした。

翌日は赤目四十八滝へ。曇り空で今にも雨が降りそうなあいにくの天気です。今回の撮影旅行ではここが一番でした。フォトコンテストの入賞作品の掲示もありました。

遊歩道から渓谷を登ってたくさんの滝を見て歩いていると、ひんやりとすがすがしい空気と森林のオゾンに癒される気がします。老子の第六章を思い出しました。

成象第六
谷神不死。是謂玄牝。玄牝之門。是謂天地根。綿綿若存、用之不勤。

谷神(こくしん)は死なず。これを玄牝(げんぴん)と謂う。玄牝の門、これを天地の根(こん)と謂う。綿綿(めんめん)として存するごとく、これを用いて勤(きん)せず。

加島祥造の現代訳だとこうなります。

第6章 神秘な女体

道(タオ)の満ちた
谷にいる神は、
決して死なないのさ。
それは、
すべてを産みだす
神秘な女体と
言えるものなんだ。
その門をくぐってゆくと
天地の根っこに達する。

宇宙と、紅葉の渓谷がリズムを合わせてエネルギーを発散しているようで、そのエネルギーが、私のがん細胞に働きかけて、悪い部分を深呼吸とともにはき出してくれます。そんなイメージを保ちながら気持ちのいい汗をかいて、少しは雰囲気を伝えられるショットが撮れたかもしれません。

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