【緊急】パブリックコメントのお願い
パンキャンjapanより「健康長寿社会実現のためのライフ・イノベーションプロジェクト」へのパブリックコメントにご協力をというお願いが届きました。パブリックコメントという形で、がん患者の声を政府に届けようという趣旨です。もちろん、パンキャン会員限定ではありません。日本国籍があれば誰でもコメントを提出することができます。
■緊急メッセージ:
パンキャンジャパン会員の皆様へ
パブリックコメント提出に関するお願いがあります。
いま来年度の「がん研究予算」が仕分けの対象になっています。御存知のように、文部科学省「がん特」の予算40億が今年はゼロとなりました。日本のがん患者を救うためには、私たち患者・家族・遺族が声を大にして、政府に対して要望を伝えることが不可欠です。「八ッ場ダム」の4000億がなぜ 増え続けるがん患者を救うために使われなかったのか。NHK番組を見て そう思った方は大勢いたと思います。
「がん研究支援」のため、下記のリンクのFAX用紙に支援メッセージを記入の上、
FAX番号 :03-3592-2301(パブコメの提出先)
まで送信をしてください。また、すべてのがんに関することですので、がん体験者、親戚、会社の同僚、友人にもこのメッセージを伝達し、我が国の未承認薬問題・ドラッグラグを解決し、がん研究を進め、がんを治る病気にするために、ぜひがん研究予算獲得にむけ、強い応援メッセージをお願いします。
応募締切:2010年10月19日(火)17:00まで(必着)
以上、宜しくお願いいたします。
理事・事務局長 眞島喜幸
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FAX用紙の記入方法「評価」の箇所には、○をつけます
「その他この事業の評価」の(よい点)、(悪い点)にご自分の言葉でコメントしてください。
空白のまま提出されても結構です。2.評価
ア に ○3.その他この事業に対する評価
(よい点)
- 欧米の先進的な抗がん剤については「ドラッグラグ」解消をすすめること
- 日本で「がん特効薬」を開発することにより、身近な施設で廉価に最新治療薬の恩恵をうける可能性がでてくること(参加する機会が増える)
- 日本発の「がん特効薬」が増えることで、抗がん剤輸入超過による 医療財政圧迫を防ぐことができる
(悪い点)
- 2人に1人ががんになる我が国において、予算が少な過ぎること(対人口比で米国と同等以上にするべきでは)
4.その他ご意見
- がん研究に「がん患者の声」が反映される、透明な体制が必要
- 「研究のための研究」ではなく、がん患者を救う研究を優先してほしい
- 日本で罹患が多く、海外では少ないがんの研究を促進してほしい
- 若手研究者助成制度を充実させ、明日の日本を背負う若手研究者にチャンスと希望を与えてほしい
民主党政権になって少しは「国民の生活」に役立つ予算になるかと思いきや、がん研究を含んだ科学研究予算の分野でもまったく逆行した政治となっています。日本の貧弱ながん研究予算をこれ以上削らせてはならないと思います。確かにがん研究予算は国立がん研究センターが独占するような、不正常な状況もあるのでしょう。しかし、それは行政的に解決すべきことであり、これを根拠にがん研究予算を仕分けの対象にすることは、がん患者としてはとうてい認めることはできません。
「健康長寿社会実現のためのライフ・イノベーションプロジェクト」のPDFでの資料はこちらです。
登録をすれば、リンク先の「この要望について意見を提出する」ボタンから、インターネットでもコメントを提出することができます。
ファックスでの提出用紙はこちらからダウンロード PubcomeFaxForm.doc (100.5K)できます。
賛同されるようでしたら、ご協力をお願い致します。
norakuroさん。ご協力感謝します。
もちろん、たくさんの方にご協力いただけるよう、配慮していただき、ありがたいです。
仕分け段3段もいよいよ始まるようです。結果を見守っております。
のっぽ187先生の記事を通じて、こちらのエントリーのことを知りました。
少しでも何かのお役にたてはしないかとの思いから
勝手ながら拙ブログにてもこちらの記事を紹介させていただきました。
(問題がありますれば、直ちに対応させていただきます)
取り急ぎ報告まで。