弱者いじめに熱心な政府

久しぶりに体重を量ったら58.7kgになっていた。6月は60.9kgだから、2kgの減。猛暑だったから夏ばてのせいかも。ま、変動の範囲内。食欲は落ちていない。昼間は今日も36度の猛暑だが湿度は低く、朝晩は過ごしやすくなったので、ウォーキングを再開している。空はもう秋の雲だから、写真も撮りに行きたい。

来年4月からの消費税増税が予定されています。社会保障の充実のためだそうです。一方で70~74歳の高齢者の自己負担割合を2割に戻そうと考えているようです。産経新聞の試算でも、平均で45,000円から74,000円に負担が跳ね上がると報じています。抗がん剤を投与しているがん患者では、高額療養費制度を使っても相当な負担増になりそうです。

生活保護費も予算が1.5%減の670億円を減らすとか。生活保護費は減らして、国防費はその2倍の1400億円増額するとは、オスプレイを買うための生活保護費を削減だろう。軽自動車税を上げることも予定されている。全部弱いものいじめではないか。

消費税増税の一方で法人税は下げるそうです。これって、お金に色はついていませんから、社会保障費を消費税でまかない、余ったお金で法人税を下げるということですよね。200兆円もの内部留保を積み上げた大企業に大盤振る舞いです。これは食うや食わずの人から取り上げたお金を、多額の貯金のある人に差し上げるということですね。黄門様なら悪代官を懲らしめてくれるのでしょうが。

紹介状なしで大病院を受診したら10,000円を別に徴収することも計画しているそうです。私は腸閉塞で2回大学病院に駆け込んだのですが、これからは10,000円を余分に取られるということか。救急車を呼ぶほどもないと歩いてERに行ったのだが、これからは遠慮せずに救急車を呼んだ方が良いのかも知れません。(救急で行っても1万円なのかどうか調べていませんが)

『9割の病気は自分で治せる』とか『医者に殺されない47の心得』などの「医療否定本」が売れているのも、医療費の自己負担増と関係があるのかもしれません。アメリカでは医療費が高額なためにCAM(補完代替医療)がさかんだという側面があります。ドクターショッピングや薬漬けは避けたいけど、必要な医療を控えたり、症状が重くなるまで病院に行かない(行かれない)ために助かる命が助からなかったり、重病になって返って医療費がかかるということもあります。『がん放置療法のすすめ』に従っていれば、少なくとも医療費は少なくて済む、こう考えている患者も多いのだろうと推測しています。


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