「膵臓がん患者と家族の集い」のご案内


5/19『膵臓がん患者と家族の集い』

【日 時】2024年5月19日(日) 14:00~16:00(開場:13:45)
【会 場】大田区産業プラザPiO 6階D会議室
【参加費】1,000円
【対 象】膵臓がん患者とその家族、ご遺族
【定 員】60名
【内 容】
   第1部 ミニレクチャー:HIFU(強力集束超音波治療法)の治験とは」オンコロ:金川潤也さま他
   第2部 患者・家族の交流会
申込締切は5月16日(木)19:00です。

詳しくはオフィシャルサイトで

東京でのオリンピックは無謀だ

オリンピックにはまったく興味がない。私の周囲でオリンピックが話題になっている様子もない。騒いでいるのは政府とマスコミだけではなかろうか。NHKの朝のニュースでは鈴木女性アナが浮かれて騒いでいたが、しらけてしまう。

「平和の祭典」とは名ばかりで、IOCの戦略でもある営利目的(なんぼ儲かるか)が最大の関心事になってしまったオリンピックに時間をつぶすことがばかばかしい。東京に招致すれば経済波及効果がどうとか、トヨタが全面的に資金援助するとからしいが、外国の方を招待して民族の相互理解を進めるとか、平和について語ろうとかの話にならない。

「東京は福島から250キロ離れているから安全です」には唖然とした。「福島は危険だ」という本音が思わず漏れたのだろう。福島は対岸の火事程度にしか思われていない。チェルノブイリを経験したヨーロッパの人にとっては250キロは目と鼻の先だ。まして東京の一部も放射線管理区域に相当する放射能が降下して貯まっている。猪瀬直樹都知事は30日、都庁で記者会見し「東京の放射線量はニューヨーク、ロンドン、パリと全く変わらない」と述べた。季節によって違うが、2012年8月の東京のセシウム降下量は10.5MBq/km2もある。表面汚染が4万Bq/m2以上の区域を「放射線管理区域」とすることが、文部科学省の「放射線を放出する同位元素の数量等を定める件」で決められている。東京の一部はこれを超えているのです。

南海トラフ地震と首都直下型地震が迫っているとして、政府も都も対策を考えているのです。房総半島の東に大きな歪みが貯まっているという地震学者もいる。いつ起きてもおかしくない状態で、東京開催となれば、オリンピックの選手と観衆に対しても避難計画が必要ではないのか。競技場の多くは沿岸部に位置しているが、津波対策は可能なのか? 過去には六義園付近にまで津波が来たという記録もある。

「オリンピックを招致して福島に元気を」という前に、汚染水の対策、15万人の避難者への援助と生活保障、漁業者への納得のいく説明など、やるべきことはたくさんあるはずだろう。

「安全よりも金」「平和よりも金」「命よりも金」という日本政府、オバマのシリア攻撃に真っ先に賛同を示す安倍政権に、「平和の祭典」オリンピックを招致する資格があるのかどうか、考えてみた方が良かろう。

オリンピックを招致して、お祭り騒ぎの影になり、汚染水問題も来年からの消費税増税も国民が忘れてくれると期待しているのかもしれないが、そうは問屋が卸さないだろう。


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東京でのオリンピックは無謀だ” に対して2件のコメントがあります。

  1. キノシタ より:

    キリマさま
    決まった以上はIOCの意志を尊重しますが、7年先なんて、5年後に数%が生きているかどうかの膵臓がん患者にとっては遙かな未来ですね。「福島原発はコントロールできている」と言ったのですから、是非とも浮かれすぎないで、フクシマのことに真剣に取り組んで欲しいものです。質素な大会にして余分なお金は福島に回して欲しいものです。

  2. キリマ より:

    記事の内容にまったく賛成です。東京オリンピック決定で喜んでいる人々にとても違和感を感じています。日本は、原発問題・地震・財政赤字と問題は山積しているのに、能天気にもほどがあります。どうせなら、イスラームのトルコ-イスタンブールに決まってほしかった。

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