自由診療クリニックで死亡事故
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金魚さんがブログで紹介し、警鐘を鳴らしています。
都内の自由診療クリニック
しかも事故後にはクリニック名を速攻変更
という悪質さ
もう震える~
皆さんは絶対にひっかからないでね
この同治療は本人の脂肪から取り出したMSCを培養点滴によって投与することにより『幹細胞が体内の傷ついた場所に集まり、炎症を抑え傷ついた組織を修復することで、痛みの原因となる慢性炎症を抑え、末梢神経などの傷害部位を修復し、疼痛などの症状を改善させる効果が期待される』
ということらしいけど、施術料として税込み275万円
ネットには同じような自己細胞を培養して・・・
っていう治療たくさんある。
医療関係者の間では「直美」と言って、医学部卒業後基本的な研修や学習をせず、いきなり美容外科に入るヤバイDr.が話題ですが、こういうクリニックは美容外科などの母体があればすぐ認可され次々と開設されてる。
「専門医」の資格は、その分野で十分な知識と経験を積んだ証ですが、自由診療、特に美容医療の分野では、この専門医制度が患者側に分かりにくく、医師の技術力を見極めるのが非常に困難な状況があるのです。
なぜ、このような事故は繰り返されるのか? ― 自由診療業界の構造的な問題
一人の医師や、一つのクリニックの問題として片付けてはいけない。こうした悲劇の背景には、自由診療、特に美容医療業界が抱える構造的な問題が存在します。日本経済新聞などの報道でも、その危険性が指摘されています。
①過度な価格競争と誇大広告
「脂肪吸引モニター価格〇〇円!」「今だけ限定キャンペーン!」 SNSを開けば、目を引く価格と魅力的な言葉が溢れています。しかし、その安さの裏で、何が削られているのでしょうか。それは、安全管理のための人件費や設備投資である可能性があります。価格競争に勝つために、経験の浅い医師を安い給料で雇ったり、緊急時に必要な設備を導入しなかったりするクリニックが存在するのです。
②医師の経験・技術不足
前述の通り、医師免許があれば美容医療の施術は可能です。そのため、他科から転身してきた経験の浅い医師が、十分な研修を受けないまま、いきなり難しい手術を任されるケースも後を絶ちません。「モニター」という名目で、新人医師の執刀経験の場として患者が利用されている可能性すら指摘されています。あなたの命を預ける執刀医が、本当にその手術のプロフェッショナルなのか、見極めることは極めて重要です。
③緊急時対応体制の不備
全身麻酔を伴う手術には、常に呼吸停止や心停止のリスクが伴います。そのため、手術中は麻酔科専門医が患者の状態を管理し、万が一に備えて人工呼吸器や除細動器などの救急蘇生設備を整え、近隣の救急病院との連携体制を確保しておくのが医療の常識です。 しかし、コスト削減のために麻酔科医を配置せず、執刀医が手術と麻酔管理を兼任したり、救急設備が不十分だったりするクリニックは少なくありません。いざという時に、あなたの命を救うための備えがないかもしれないのです。
これらの問題は、一部の悪質なクリニックだけの話ではありません。利益を優先する経営方針が、患者の安全を二の次にしているという構造が、業界の一部に根強く存在しているのです。
自分の身は自分で守る。国も警告する「賢いクリニック選び」のチェックリスト
では、私たちはどうすれば、こうしたリスクから自分の身を守ることができるのでしょうか。厚生労働省も、自由診療におけるトラブルの増加を受け、医療広告ガイドラインの改定や注意喚起を強化しています。
重要なのは、言われるがままにサービスを受ける「患者」ではなく、自ら情報を吟味し、判断する「賢い消費者」としての視点を持つことです。



