抗がん剤の投与

最初の抗がん剤投与。
体重が63.5キロに落ちているので、それにあわせてジェムザールの量を決める。

私の斜め前で抗がん剤を投与していたのは、24,5歳くらいの若いお母さんで、母親が点滴をしている横の椅子に腰掛けて小学生らしい姉と弟が静かに絵本を読んでいた。そうか、今は夏休みなんだ。だからお母さんの病院に付いてきたんだろうな。

ときどきお母さんに何かを質問して、それに対して優しそうに答えている様子が、若いがゆえに何とも痛ましくもあり微笑ましくもあり。乳がんなんだろうか。

11時の診察予約が、すべて終わったのは16時。医療費の24,000円にはびっくりした。

明日から手術後初めての出張だ。この暑さも加わって、3日間耐えられるか少し心配だ。


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