余命を心配して生きるなんて、生きているといえるんか

抗がん剤の副作用なのか、昨日から気分が優れない。頭はボーっとするし、胃はむかむかする。適当に仕事を切り上げて帰宅したが、今日はチェロのレッスン日、迷ったけど明日は出張だし体調を考えてレッスンは休むことにした。

手術前に通院していたクリニックにて3ヶ月ぶりで診察。癌研の先生が「うちは高血圧や糖尿病には弱いから、日常の管理は元の病院にお願いしなさい」と言われたので、この日に久しぶりにT先生の顔を拝見がてら受診をした。

診察室に入ったら、まじまじと顔を見られたが、さすがは医者、痩せたねとは言わない。血圧・不整脈も異常なし。念のため採血してA1値をチェックすることにした。

すい臓がんの話になって、『僕たち医者がはっきりとは言えないけど、膵癌は手術ができた人でも完治というわけではないよ。あと何年ということではないが、5年以上生存する人は1割か2割だ。あなたが8割のほうに入るか2割のほうになるかは、医者でも何ともいえないことだよ。』

もちろん、私自身この間いろいろと調べたのだから知識としては知っているし、覚悟もできているつもりだったが、長年の主治医の先生からこうもはっきり言われると、改めてショックを感じないわけにはいかない。

でもしかし、統計はあくまで統計、人間は一人ひとり違うんだ。余命をああだこうだと心配して生きるなんて生きているといえるか!

まず二年間にやるべきことを重要な順に実行すること。次には五年間(運が良かったとして)にやるべきこと、やっておきたいことをリストアップすること。既に最初の計画は進行中だが、ブログで紹介するのはもっと先のことだ。


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