後は緩和ケアですね

スポンサーリンク
Pocket
LINEで送る

タイトルは私のことではありません。癌研有明病院で同室だったKさんからのメールでした。
手術不能の膵癌だったKさんは、ジェムザールの投与をして、それが効果がなくなったのでTS-1というお定まりの「標準的抗がん剤治療」を受けてきたのですが、最近腹水がたまってきたようでした。担当の先生曰く「あとは緩和ケアです。」

Kさんは「私はまだ、気持ち的には全然元気なのに・・・・ ネガティブな返事にがっかりしました」と。

この先生は私も抗がん剤の投与を受けましたが、白血球数のチェックを忘れて看護師から指摘され、血液の再検査をするということがたびたびのアブナイ先生です。私も一度その経験があり、ATCに入ってから看護師さんにいわれ一時間以上再検査の結果を待ったことがあります。看護師さん曰く、「あの先生はいつもだから・・・」

癌研のHPをでは、「患者さんの権利」として

  1. 基本的人権に基づき、高質の医療を等しく受けることができます。
  2. 十分な説明と情報提供を受けることができます。
  3. 自己の意思に基づいて診療を受けることができます。
  4. 自己の受けた診療内容を知ることができます。
  5. 個人情報及び医療情報は十分に保護され秘密が守られます。

と掲げてありますが、本当でしょうか。

だとすればKさんに対して「あとは緩和ケアだけですね」なんて冷たい説明はないだろうと思います。確かに癌研の最上階には立派な緩和ケア病棟がありますよ。でも入院費、期間限定(確か3ヶ月以内)ですから、癌研の患者で緩和ケアの必要な患者すべてを入れることなんかできそうにありません。

癌研もがんセンターも、「人類の癌撲滅に貢献」することはあっても、あなたの癌の治療を優先してくれるわけではない、ということを肝に銘じておきましょう。

癌研で膵癌の手術をし、術後補助化学療法でジェムザールを投与したこれまでの選択は正しかったし最善であったと思っています。(できれば術後の成績の良い大阪府立成人病センターで手術したかった・・・) しかし、再発したあとの抗がん剤治療はごめんこうむりたいです。癌研やがんセンターでの標準的抗がん剤治療は絶対に受ける気がしません。


安保免疫学には4冊も本を買い数千円の損をした思いですが、良いこともありました。それは安保免疫学を調査する過程で「休眠療法」と梅澤医師のブログ・著作、高橋豊医師の著作などを知ったことです。

休眠療法のことより何より、ブログから伝わってくるその先生の人格です。正直ですし、自分の治療法方の欠点もいたらない点も十分に書かれています。これってとても大事なことです。

私の癌と戦う有力な武器になりそうな予感がして、いま集中して勉強しています。標準的抗がん剤治療では長生きできそうにありません。

Kさんには勧めはしませんが(私自身まだ理解しているとはいえませんので)、今後の治療の選択肢として検討してはどうでしょうかと返信しました。

巷には、インターネットには素人が読みきれない、調査しけれないほどたくさんの癌に関する情報があふれています。どれが正しいのか、いかさま師は誰なのか、見抜くのは至難の技です。


スポンサーリンク

スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • 光免疫療法ー治験についてのお知らせ 国立がん研究センター東病院のサイトに、「光免疫療法ー治験のお知らせ」が掲載されています。 いよいよですね。昨日から治験が開始しています。 ダウンロードは→こちら […]
  • ガン転移に効く植物由来化合物が40個以上も発見されるガン転移に効く植物由来化合物が40個以上も発見される クルクミン、ビタミンDなどが、がんの転移を抑制する植物成分である可能性。BioQuickニュース日本語版。『がんの特効薬は発見済みだ』という、岡崎公彦氏の怪しげな本があります […]
  • 治らなくても「敗北」ではない治らなくても「敗北」ではない がんが治らなければ「敗北」でしょうか。がん患者なら、あわよくば自分だけは奇跡的にでも治って欲しい、と考えることは当然でしょう。しかし、あまりにも「治る」ことにこだわりすぎ […]
  • 終末期の積極的抗がん剤治療は寿命を短縮する 再発したら抗がん剤は使わない 再発・転移したときの選択肢としては、抗がん剤を使うのかどうかです。手術できない場合は、抗がん剤で転移したがんが治ることはほとんどありません。乳がん […]
  • 不安になると、癌が重症化する 不安とストレスが癌の進行を加速する がん患者は、さまざまな悩みを抱えています。一番の心配事は「死ぬんだろうか」ということではないでしょうか。 スタンフォード大学の研究だが、不安 […]
  • NK細胞の大きな可能性 少し前の記事ですが、「NK細胞の大きな可能性」がNetIBニュースに載っていました。 最近勝俣医師がTwitterでしきりに、リンパ球バンクのANK免疫細胞療法を批判してい […]