スポンサーリンク

『新しいチェロ奏法』

LINEで送る
Pocket

インフルエンザもやっと治った気がする。下痢で4日間で体重が3キログラム減になった。62キロから59キロ。これがダイエットなら大成功なんでしょうが。

チェロ弦を替えました。ゴフリラーモデルのチェロを買って以来、2年間も弦を替えてなく、高音が少しキンキンとするし、ゴフリラーの特徴である低音の響きが濁っているように感じていました。

現状:ヤーガー(A,D) スピロコア(G,C)

交換後:ラーセン(A,D) スピロコア・タングステン(G,C)

高音部のA線、D線をラーセンにして、G,C線はおなじスピロコアですが、タングステン巻きの弦に取り替えました。聞くところによると、この組み合わせがオーケストラのチェロ奏者にも一番の人気だそうです。しめて27,000円、チェロの弦は高いですが、これでも円高のおかげで40%引きの価格です。海外のサイトから直接個人輸入すればもっと安く手に入るので、次回はAmazon.comあたりで探してみます。

新しいチェロ奏法―身体に優しいチェロ演奏のためにタングステン巻きの弦はかなり細いですね。ラーセンのD線とタングステン巻きのG線がほぼ同じ太さです。弓の毛がしっかりと咬んで、低音の発音もよいし、いやな雑音成分がないように感じます。

絶版になっていますが『新しいチェロ奏法』という本があります。通常は指板の下に置く親指を、指板の上に置いておく、弦を押えるには強く押しつける必要はなくて、少し浮いていても音はきちんと出る。など、これまでの常識を覆すような奏法です。

Newcello

著者のセイザー氏は、

 この本は、まず演奏家の一般的な苦痛問題をとりあげ、その原因、傷害の判別、そしてその予防に言い及んでいます。さらに緊張のない自然なチェロ奏法が可能なことを示し、解剖学上からみてより適切な座り方、チェロの構え方を紹介し、同時に左手のテクニック、基本的ボーイングの新しいアプローチを提示しています。また、慣習的になってしまっていて、だれもあえて疑問を抱かない基礎テクニックの見直しを試みています。
 この本は、読者が自己の発見というプロセス(過程)を手引きにして体内のインパルス(推進力)の認知を一層高めることができるように意図されています。同時に、実地テストを体験することによって、読者はその体験と著者の所見を比較することができます。

と前書きで書いています。緊張をなくするための自己発見の方法を実際にやってみることで、自分が余計な筋肉の使い方をしているかがわかります。序文でチェロ奏者のポール・カーツも、

 セイザー氏のみごとな実地テストは、この運動と身体のメカニズムの一 般原理をいかにチェロ演奏に結びつけるかを示してくれる。特に体に最適な座り方と、いかに足を使って身体の舵をとるかという箇所は実にエキサイティングだ。どちらも私にとって新しいアイディアで、私の身体の動き方に一種の浮揚力と自在さの実感を一段と増してくれた。
 世界でもっとも著名なチェリストのひとりである、ヤノス・スターカー が最近私に語ってくれたことだが、彼の生涯にわたるチェロ演奏生活を要約すれば、それは「小さな筋肉から、さらに小さい筋肉のテンションを見つけ出すこと、そしてそれをリリースすることのくり返しだった」という。われわれはこの先例に従うべきであろう。本書はその導きとして、自己発見プロセス上、大変重要な役割をもつであろうと私は確信している。

速いフレーズでは左手の指を上下して指板を叩くのではなく、左手の甲を回すことで緊張なく速いフレーズを弾くことができました。なるほどと思ったのですが、彼の理論を全て取り入れることには少し違和感があります。特に第一ポジションではやはり親指は指板の下に置いた方が弾きやすいようです。

ま、いろいろとチェレンジしていますが、チェロも奥が深い。


がんと闘う多くの仲間がいます。応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


このブログの関連記事

  • 二十一世紀桜二十一世紀桜 多摩川に架かるガス橋の袂に、二十一世紀桜があるので、見に行きました。 多摩川のスーパー堤防工事による桜並木の伐採の危機を救うため、平成15年8月に二十一世紀桜植樹実行委員会 […]
  • 光免疫療法の2つの記事光免疫療法の2つの記事 「近赤外光免疫療法後の腫瘍における超浸透性および保持(SUPR)効果の向上」 光免疫療法をDDS(Drag Delivery […]
  • 緑茶の抗がん作用緑茶の抗がん作用 緑茶の抗がん作用については何度も書いていますが、アピタルに大野智さんの連載で「お茶で卵巣癌予防?」がアップされました。お茶を飲んでいる人と飲んでいない人とを対象とした「 […]
  • アビガン、新型コロナウイルスに効果示せずアビガン、新型コロナウイルスに効果示せず 10日に新型コロナウイルスに対するアビガンの最終臨床試験結果が、藤田医科大学より発表されました。 結論は、 通常投与群では遅延投与群に比べ6日までにウイル […]
  • モーツァルト ピアノ協奏曲第20番モーツァルト ピアノ協奏曲第20番 内田光子のピアノ、ジェフリー・テイトがイギリス室内管弦楽団を指揮したモーツァルト […]
  • 低線量リスクに関するいくつかの追加低線量リスクに関するいくつかの追加 連休中は、新聞を読まない、ニュースを見ない、ネットサーフィンをしないというつもりで過ごしています。情報が多すぎる世の中、今回の震災でなおさら雑多な情報があふれているので、溺れてし […]
  • 第3回がん撲滅サミット 光免疫療法の小林久隆氏が講演第3回がん撲滅サミット 光免疫療法の小林久隆氏が講演 第3回がん撲滅サミットが11月にパシフィコ横浜で開催されます。昨年は一部の患者団体、医師から執拗な妨害があり、混乱したことが記憶に新しいです。 少量抗がん剤治療と動注塞栓術 […]
  • 混合診療のなし崩し的な解禁に反対混合診療のなし崩し的な解禁に反対 7月18日に、日本難病・疾病団体協議会(JPA)が『混合診療のなし崩し的な解禁に反対する~必要な医療は保険適用が原則~』との見解を発表しています。(こちら) 政府は6月14日、規 […]
LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です