アベノミクスのバブル崩壊

5月31日付でローンの借り換えをしました。アベノミクスによるいかさま景気など続くはずがないのだからと、ゴールデンウィーク中に借り換えを決断して準備を開始。その途中でいきなり株価の下落がはじまり、長期金利が上昇したのでひやひやでしたが、ローン金利が上がる6月1日前にぎりぎりセーフでした。新しい借入先は、脱原発で積極的な活動をしている吉岡理事長の城南信用金庫にしました。どうせ借りるなら側面から応援したいから。しかも期待した以上の低金利を提示され、おかげで返済に相当の余裕ができました。今後は金利が上がることはあっても下がることはないだろうし、この先どうなるのかは専門家でも予測はできませんね(経済専門家の予測は常に外れる)。浮いた分をせっせと繰上返済することにします。

アベノミクス・バブル崩壊を予測した、私なりの自衛策です。

ニュースでは「株が乱高下している」と言っていますが、乱高下ではなく一本調子で下がっています。1年前に8千円台からじわじわと上がり、5月23日をピークにその後は右肩下がりです。マスコミは決して口にしないが、これはアベノミクスのバブルがはじけたのです。私はこのまま8千円を切る水準まで落ちる可能性がある、いずれITバブル以下の株価になると予想します。

Imageyositakapc002_2

なぜなら、実体経済の裏付けが全くゼロだからです。こんなことは素人でもわかる。「景気が悪いからお金を使いましょう」と、お札を印刷し、日銀と政府およびマスコミが結託して演出したバブルだから、いずれはあっけなく崩壊することは誰しも予想していたはずです。自分だけは売り抜けようと考えていたのでしょうが、結局儲けたのはヘッジファンドであり、損をしたのは一般投資家と年金や保険などの運用機関でしょう。

私には株投資に関心はないから、関係ないのですが、アベノミクスに踊らされて4月頃に一攫千金を夢見て買った一般投資家は大損しているのでしょう。「株が下がると電車が止まる。等身自殺する人が増えるからだ」という話もあります。

株価下落で60兆円の資産が消えたと言いますが、そんなもの元からなかったのです。ミヒャエル・エンデならこう言うでしょう。「この大きな差額の勘定書は、いったいだれが払っているのか」と。阿倍さんにとっては予想外の下落でしょう。7月の参議院選挙までは、このまま株価が上がり続けるはずだったのでしょう。できうるならば、秋の消費税増税を決定するまで、と思っていたに違いありません。

投資家任せで一国の課税体系を決めることも異常です。このままどんどん株価が下がってほしいものです。


膵臓がんと闘う多くの仲間がいます。応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 病気ブログ 膵臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です