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安曇野温泉旅行

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土日の一泊二日で乗鞍高原・安曇野に行ってきた。天気予報では二日とも曇りときどき晴れの予想だったので期待して出かけたが、乗鞍高原は雨。ときどき激しく降るが、太陽も顔を覗かせるという不安定な天気だった。気温は19度で上着が欲しいほどだった。あいにく常念岳は一度も見ることができず、写真もこれといったものが撮れていない。松本市から安房峠を経て飛騨高山に至る国道158号線は途中のトンネルが狭くて、大型の背の高い観光バスは天井にぶつかるのですれ違うことができずに、随所で渋滞が起きていた。

安曇野市内に降りてきたらいったん雨も上がり、30度近い気温。念願の蕎麦屋「上條」で至福の蕎麦を食べる。写真家上條光水さんが経営する穂高駅近くの蕎麦屋である。隣に上條さんの写真を展示したギャラリーが併設されている。昼の時間帯しか営業しないので、信州に来てもなかなか寄ることができず、前回来たのは膵臓がんになる前だったから10年ぶりになるか。あいかわらず混んでいた。蕎麦も極上だが、天ぷらもまた旨い。海老天などは身がぷりぷりしていて、こんなエビは東京でも滅多に食ったことがない。ワカサギに似た、北海道 道東の風蓮湖で獲れた白身の小魚「ちか」の天ぷらの、少し苦みのあるのがまた美味しい。

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満腹になったので、近くの「碌山美術館」で荻原碌山の彫刻を鑑賞した。重要文化財に指定されて近代彫刻の代表作といわれる「女」、それに「労働者」などを見る。

「女」のモデルは新宿中村屋の創業者の妻、黒光だという。黒光への許されない恋心の葛藤、黒光の夫の不倫、黒光の子どもの死。碌山の行き場のない想いをたたきつけるかのような作品である。

後ろで組んだ両手は、現実の苦悩から逃れられない様子を表している。しかし、人智ではどうにもならない苦難に押しつぶされて跪いた姿勢から、おのれの意志で立ちあがろうとしている。顔は天を向いているが、目は閉じている。その表情は苦難の中にあって運命を受け入れようとする姿と、受け入れることで苦難から自由になることができるという、悟りの境地がある。

と、がん患者の私には思えた。一般的な解釈がどういうものなのかは知らない。がんになって、人の力の及ばぬことがあると分かった。しかし、それでも立ちあがろうとする意志を持つことはできる。上を向いて叡智のある人生のために、残された時間を費やすことはできる。希望がなくとも、運命を受け入れて、永遠の時間と自分の人生を融合することはできる。

翌日は道祖神めぐりと国立アルプス安曇野公園で花を眺めてのんびり。

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