糖尿病薬、いろいろ試しています。


【日 時】2020年9月21日(敬老の日) 13:00~16:00(開場:12:45)
【参加資格】膵臓がん患者とその家族
【参 加 費】無料
【定 員】 100名
【内 容】
第一部 講演:佐藤典宏先生
   「膵臓がんの標準治療と代替医療~外科医の立場から~」
第二部 患者さん同士の交流会。コロナにも膵臓がんにも負けないぞ!

ウェブ会議ツール「Zoom」を使ったWeb交流会となります。
スマホだけで簡単に参加することができます。


詳しくはオフィシャルサイトで

9月20日9:00AMまで参加申込受付中です。
スポンサーリンク
LINEで送る
Pocket

アマリールからグリニド系のグルファストに変えてから一ヶ月になります。グリニド系薬は、SU薬と同様に膵臓のランゲルハンス島β細胞のSU受容体に作用し、インスリン分泌を促進させる効果があります。食後は吸収が悪くなるので食直前に内服すると5-15分で薬効を来たし数時間で作用消失します。この早く効いて、早く効果がなくなるという点がSU薬と大きく異なるところです。従って低血糖を起こしにくいという傾向があります。

アマリールを服用していたときには、ときどき低血糖を起こしていたのですが、グルファストに変えてからは一度もありません。アマリールは朝0.5mgを1錠飲んでいたので、その日の食事からどの程度糖質を摂ることになるのかに関わらずβ細胞をむち打っていたわけです。グルファストなら「ご飯を食べるぞ」というときの直前に服用すればその効果が2~3時間持続し、食後の高血糖を抑えることができるはずです。

Kettou2

目標は食後の血糖値を180mg/dL以下に抑えることです。しかし300mg/dLを越えたときがあり、180以下は2回しかありませんでした。糖質を多く摂ったときを狙って測定しているので高めになるのはしかたないのですが、丼物を摂ったときには240以上になっています。ご飯をお茶碗に半分に抑えればそこそこ良い数値が出てくるようです。

しかし、グリニド系はSU剤と作用機序は似ています。ランゲルハンス島β細胞にむち打つことには変わりがないのです。長期に使い続けることは避けたい。

で、今週からはまた薬を変えました。αGI系のセイブルを試してみることを先生に提案して受け入れて貰いました。

ミグリトール(商品名:セイブル) ミグリトールは、ほとんど吸収されないアカルボースやボグリボースと違って、小腸上部から吸収されますから、高用量を投与しても、小腸下部での副作用症状を起こりにくいのが特徴です。十分量を投与することで食後1時間の血糖上昇を強力に抑えることができますから、HbA1cを下げる効果は、α-GIの中でも最も強いとされています。また、消化管由来のインスリン分泌刺激因子「インクレチン」のうち、食欲抑制効果のある「GLP-1」の分泌を促進する作用があるため、体重増加を起こしにくいとも言われてます。

本来ならばスーパー糖質制限食にした方が、私の膵臓(膵頭部しか残っていないが)には優しいのです。その次はインスリンを使うこと。人体で生産されるホルモンを投与するのが体には良いのです。しかし、インスリンを使うのは、食前に血糖値を測って投与量を決めなければならないなど、使い方が煩雑です。多すぎると、インスリンには細胞増殖作用があるので、がん細胞も増殖させることになります。

お昼は外食も多いので、スーパー糖質制限食を完全に守ることは難しいのです。で、次善の策として、食前に数時間だけ効果のあるαGI系、グリニド系を試しているわけです。一ヶ月ほど試してから、今後の対応を決めるつもりです。膵臓摘出後の糖尿病薬はどれが良いのか、そのような都合のよいエビデンスはないので、自分の体で試すしかありません。

先生曰く、「あなたの膵臓は不思議だよなぁ。何でこんなにコントロールできているのだろう」。まあね、正常人ほどではないが、膵臓を摘出した患者としてはうまくコントロールできている方でしょう。「アンダー・コントロール」はこういうときに使うべきですね。安倍晋三さん。

百歳まで生きてがんで死ぬ、ことを理想としている私ですから、糖尿病の合併症で死ぬわけにはいかないのです。

 


がんと闘う多くの仲間がいます。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • 今日の一冊(79)『がん光免疫療法の登場』今日の一冊(79)『がん光免疫療法の登場』 がん光免疫療法の解説本が出ました。がん光免疫療法は、こちらの記事「光免疫療法(近赤外線免疫療法)の動画」でも触れていまが、今後のがん治療に大きな期待の持てる技術です。 毎日 […]
  • 官民挙げて、日本の免疫療法を確立すべきだ官民挙げて、日本の免疫療法を確立すべきだ 免疫細胞クリニックはデータを出すべきだし、ないのなら知恵を絞って臨床試験をしなさい。現状では「延命効果なし」といわれてもやむを得ないでしょ。医療の中心にいる方たちも、「エビデンス […]
  • ドラッグ・ラグ解消へ一歩前進かドラッグ・ラグ解消へ一歩前進か Twitterの「膵臓がん」タイムラインをサイドバーに表示していましたが、暗いつぶやきばかり多いので削除しました。Twitterもやる気にもならないし。 27日の朝日新聞のニュー […]
  • ビタミンDの話題ビタミンDの話題 という毎日新聞の記事がありました。 研究チームは2016年5月から1年間、同大の学生など20代の女性延べ101人について、日焼け止めの使用頻度や食生活など習慣などを調査 […]
  • マットレス交換 Airyが気持ちいいマットレス交換 Airyが気持ちいい     がん患者にとって、快適な睡眠はとても大切です。 睡眠が不足すると、体温、血圧などのリズムを調整している体内時計が乱れ、がんや糖尿病などの疾患のリスクに関係してい […]
  • 確定申告 済ませてきた。確定申告 済ませてきた。 今日から確定申告の受付が始まりました。早速9時に税務署に行って提出を済ませました。 所得税が1480円返ってきます。わずか […]
  • 今日の一冊(20)『代替医療の光と闇』 アメリカの医療費はバカ高い。アメリカでの自己破産の6割はがん患者だという。日本のような国民皆保険制度を作ろうとしたオバマは、「社会主義的だ」との共和党の反対で不十分な改革 […]
  • 『がんの統合医療』(4) クルクミン『がんの統合医療』(4) クルクミン 『がんの統合医療』から、クルクミン(ウコン)に関する箇所を紹介します。クルクミンの有効性に関して、多くのエビデンスが揃ってきたようです。 […]
LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です