御嶽山噴火

御嶽山が噴火した。

実は今年の紅葉撮影の候補地として、御嶽山とその近くの開田高原を考えていた。開田高原にある「ロッジ上天気」に宿泊して、御嶽山の紅葉を撮りに行くはずだった。家族の都合で、結局いつもの安曇野に行って上條の蕎麦を食いたいということになり、予定も10月末に変更した次第だが。

噴火前日26日の御嶽山紅葉<山小屋 女人堂の木曽御嶽山 紅葉情報より>

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『神様のカルテ』の主人公、一止と榛名の住んでいるぼろアパートの名前が「御嶽荘」だった。冬の美ヶ原高原から遠くにそびえ立つ御嶽山、この山に来年は登ろうと約束する二人。随所に御嶽山が登場していました。(映画は観ていないが美しい映像だったのだろうなぁ)

予定通りだったら噴火に遭遇しただろうか? それは分からない。明日のことは誰にも分からない。たくさんの犠牲者が出ると思う。冥福をお祈りします。合掌

今年になって火山噴火警報は、今回の御嶽山の他、8/7 口永良部島、6/11 西之島、8/30 阿蘇山、6/3 草津白根山と続いている。桜島も噴煙を上げている。 日本は地震と噴火の活動期に入ったと言われている。

川内原発の再稼働に関して、九電は大規模噴火を事前に予知できると言い、原子力規制委員会はそれを妥当だと了承した。火山学者が「予知はできない」と言っているにもかかわらずである。

田中委員長は「今後の運転期間はせいぜい30年間、その間の噴火はないだろう」と”推測”したと言う。田中委員長には予知能力がありそうだから、今回の御嶽山の噴火も予知できたのかもしれない。今後30年間でどの火山が噴火するのか、是非とも予知して教えて欲しいものだ。富士山の噴火を3年前に予知して、浜岡原発の核燃料を冷却させ、外に搬出しなければならない。運び出すことができるようになるには3年必要なのだから。もちろん、川内原発の再稼働など論外だろう。それとも「命より金」か。

川内原発を火砕流が襲うかどうかというのは、九州の人たちの問題ではない。なぜなら大規模噴火で火砕流が発生したら、南九州のほとんどは全滅するからだ。この地の縄文人がほぼ全滅したように。したがって放射能がどうのこうのは問題になり得ない。そのとき原発からの放射能が四国をはじめ日本全土を襲うことになる。川内原発の再稼働は、関西・関東に住んでいる人にとっての問題なんですよ。

起きる可能性のある事象は、必ず起きる。1000年後かもしれないし、明日かもしれない。3.11の東日本大震災と津波を誰が予知できたのか?


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