須磨海岸で蕎麦

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昨日は昼食に美味しい蕎麦を食べようと、日帰りで神戸へ。と言うのは冗談で、神戸へ出張だったので、以前から気になっていた蕎麦屋を探して十割蕎麦を堪能してきた。

品川駅で新幹線ホームに降りたら、ちょうど新大阪行きが止まっていたのでそれに乗った。いつも指定席は買わないで、来た列車に乗るのが私流。新大阪からは在来線で須磨海浜公園駅で降り、駅の近くにある蕎麦屋「衣掛庵 昌(きぬがけあん・まさ)」へ。表は素っ気ない造りだ。

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11時半でまだお客はいない。テーブル2脚にカウンターに5席というこじんまりした店だ。入口に近いカウンター席に座ると、本日使用するそば粉が書かれてあった。

まずは焼酎のそば湯割とカモ焼を注文。カモには当然ネギが添えられている。

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蕎麦を注文する。おっ、常陸秋蕎麦(ひたち・あきそば)が粗挽き蕎麦で提供されている。
二種盛りを頼んで、細挽き蕎麦(青森県・階上町産の階上早生種)と手挽き粗挽き蕎麦(岡山・奈義高原産の常陸秋蕎麦種)を選択し、亭主が蕎麦を打っているあいだ焼酎を楽しむ。

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細引き蕎麦(階上早生種)

極細というくらい細く、綺麗に切り揃えられてる。ほんのり緑がかった蕎麦。
しこしことコシがあり、風味が口に広がります。塩をつけて食べるのもまた旨し。

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手挽き粗挽き蕎麦(常陸秋蕎麦種)

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どちらも十割蕎麦で、それぞれに違ったつゆが付いてくる。これには感動した。細挽きには、独特の甘みのあるもの。粗挽きには甘辛口のもの。「つけすぎないで」という店主の細かな注文が付いている。

常陸秋蕎麦を使っているというので期待していたが、期待はみごとに外れた。もちろん蕎麦は美味しいのだが、香りに乏しいのだ。いや、たぶん香りはあるのだろうが、匂いに鈍感な私の鼻を刺激するほどではなかったのだろう。あるいは先日の権現堂堤の桜見物の時に食った「ふくろう」の蕎麦が、こちらも常陸秋蕎麦を使っていたのだが、それが旨すぎたということかもしれない。蕎麦はおくが深い。どちらも同じ粉を使っての十割蕎麦、ぜんぜん風味が違う。

「ふくろう」に勝る味の蕎麦にはお目にかかれないのかなぁ。

満腹のお腹を消化すべく、須磨海浜公園の中を少し散策。

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砂浜を歩いたのは何年ぶりだろうか。

さあ、仕事だ。訪問先に行く途中にこんな物が。

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阪神淡路大震災で倒壊した高速道路の橋脚の一部をメモリアルとして保存してあるのだ。


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