軽減税率って?

消費税の軽減税率で自民党と公明党の猿芝居がみていられない。

公明党としては党内の不満を抑え込んで安保法案に賛成した手前、軽減税率でも譲歩したら「どこまでもついて行きます下駄の雪」がもろにあらわになってしまい、来年の参院選を戦えないということだろう。

食料品をどこまで軽減するか、外食はどうするのかと対象品目でもめているようだが、反対の自民党から聞こえてくるのは「財源がない」の声。

しかし、1年前倒しで実行しようという法人全減税の「税源はどうするのだ」という声はどこからも聞こえてこない。

国税と地方税合わせた実効税率で現在の35%前後から20%台に引き下げると安倍総理の肝いりだが、1%の減税で5000億円の税収減になる。仮に35%から29%にしたとして、3兆円の税収減である。

財源はどうするのよ!
(分かってますよ、財源は増税した消費税から持ってくるんです)

赤字の中小企業は法人税を払っていないが、ここにも新たな外形標準課税を導入して、赤字企業からも徴収しようとしている。

庶民や中小企業には増税で、3割の大企業にだけ恩恵のある法人税減税。なにをやってんだろか。

ヨーロッパの国では食料品は非課税、ゼロもしくは半分の税率という国が多い。ところが8%から10%にするところを、まけてやって8%で据え置きます。どうだ、ありがたく思えというから、自公の猿芝居なんだよ。

消費税が上がっても社会保障費には回ってきません。法人税減税に食われてしまうのが、これまでの歴史的事実です。

この国を壊そうとしているのは安倍政権です。


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