「自然療法でがん治癒」に有罪判決
オーストラリアでの話しだけど、日本でも似たようなことがあるよね。
オーストリア連邦裁判所は15日、脳腫瘍があったが自然療法で治癒したとうそをつき、書籍などを出版していたブロガーの女に対し、人々を欺いたとして有罪の判決を言い渡した。
食事によって脳腫瘍が治癒したと、そのレシピやアプリを販売。しかし、知人らから病気への疑問が寄せられ、嘘がばれた。
日本でも似たようなものでしょ。ムラキテルミのオフィシャルサイトなんて、その手の商品の販売サイト。その販売促進のために「煮あずき」だの”奇跡”の食事療法を次々とでっち上げている。
治療前と治療後のCT写真を並べるという、手垢のついたがんクリニックのコマーシャルも掃いて捨てるほど出てくるね。
藁をも掴みたい末期がん患者を騙している。こういうのは優しいが、切羽詰まると気持ちはよく分かる。
なにしろ標準治療の抗がん剤にしたって、「転移再発したがんは治らない」「延命効果と症状緩和が抗がん剤の目的」という真実を患者に告げないで、延々と抗がん剤を投与する医者が多いのだから、これも藁を掴まされていることには違いない。
がんを治そうなんて無理な”執着”を捨て去れば、もっとゆったりと貴重な時間を過ごせるのではなかろうか、と思うこのごろだ。
マイコさん。
抗がん剤だけで完治はあくまでも画像上で腫瘍が見えなくなったということ。腫瘍細胞はどこかに残っている。治ったもどきで共存できることもありますが、基本的には治らない。
ただ、医療には例外が付きもの。1万人に1人は「なにもしなくても」がんが消える場合がある。「奇跡的治癒」
オリゴメタ説に関しては3回に渡って解説しております。
あくまでも
自分の体験だから、、という前提で
アフィリエイトなどで収入を目的にしていないサバイバーブロガーさんもいますが
明らかに収入目的なのが見て取れるサイトは
胡散臭いので読まないようにしています。
抗ガン剤だけで完治したと思われる方のブログを読みました。
でも、そういう方は極稀なのでしょうか、、
転移しても集学的治療で治ることはあるそうです。私自身も、主治医からもう大丈夫ではないか、と言われています。
転移にはメタ転移というものが存在しているらしく、その場合は集学的治療が功を奏すことがあるそうです。