プラセボのない臨床試験 来年から

京都:龍安寺

がん患者が臨床試験に参加する際に、一番気になるのが新薬の投与群に割り振られるのか、それともプラセボ(偽薬)群になるのかです。

第三相試験に多いランダム化比較試験の場合、患者も医師もどちらに振り分けられたのか分かりません。

せっかく新薬に最後の望みを託したとしても、プラセボ(偽薬)に当たるとめげてしまします(といっても最後まで分からないのですが)

ヨミドクターの記事によると、既存の患者のデータをプラセボ群に置き換えて、臨床試験に参加する患者には全て新薬を投与する仕組みを、厚生労働省が2018年度から始めることを検討しているようです。

これなら患者は新薬の恩恵を受けることができ、臨床試験に参加するがん患者も増えることでしょう。

製薬会社にとっても集める患者が半分ですみ、開発機関の費用も抑えることができます。臨床試験実施への敷居が低くなります。

希少がんも対象になるとのことですが、膵臓がんもその中に入ることを期待します。


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