古稀の誕生祝い
古稀とは数え年での70歳ですから、本当は昨年のはずですが固いことは言わない。昨夜は子どもたちが古稀の誕生祝いをしてくれました。
場所は立合川の『蕎麦会席 吉田屋』。旧東海道に面していて、創業は安政3年(1856年)と言うから160年余の歴史のある老舗です。
「東海道」の石碑が店の角に立っていました。この付近は、太平洋戦争中の戦火を免れたために古い佇まいの残った建物が多くあります。江戸時代には、東海道の松林越しに、海苔の養殖筏や遠く房総の袖ケ浦あたりまで見えたと言われています。
広重の「品川 鮫洲朝の景」で往時の様子をうかがい知ることができます。
掘りごたつのある座敷に上がって床の間の「見返り美人」を眺めながらまずは一杯。
蕎麦焼酎「マヤンの呟き」です。琥珀色の香りの良い焼酎です。
池の鯉を眺めながら、おつまみを一品で注文。
焼酎のおかわりは、鹿児島の芋焼酎「極上 蔵の師魂」。芋の香りが上品な一杯です。
締めの蕎麦は、稚鮎と車エビの天ざるでした。稚鮎の香りと苦みは最高です。
蕎麦は、無農薬栽培にこだわった赤城深山のそば粉を使った十割蕎麦です。常陸秋蕎麦を思わせるような、少し青みがかった蕎麦でしたが、打ってから時間が経っているのか、香りが乏しいのが残念。でもコシとのど越しはよい蕎麦でした。
穏やかで聡明なまま百まで生きて下さいね。
穏やかさと聡明さはとても無理ですが
私も百まで生きるつもりです。お返事ありがとうございます。
情緒溢れるお写真ばかりで癒されます♪アブチロン大好きな花です。本当に素晴らしい人だと何時も感心いたします。植物好きは血筋かと勝手に思ってます。長生きして下さい。
雪の雫さん。
コメントありがとうございます。
この記事を書いてからもう6年余りになりますね。早いものです。
古希を過ぎると月日の経つのがさらに早く感じられます。
徐々に体力が失われておりますが、まだまだ元気で行けそうです。
「百まで生きて癌で死ぬ」これが私の理想ですが、さてどうなることやら。