今日の一冊(92)『ガンとわかったら読む本』


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ブログ「あきらめない! ガンが自然に治る生き方」を書かれている佐藤先生が、ブログの内容を書籍にまとめて出版されました。

佐藤先生のブログは、膵臓がんに関する記事も多く、サプリメントのエビデンスなども紹介されています。(肯定的なものしか紹介しないのが欠点ですが)

上の記事に書籍の内容も紹介されていますが、

 希望を持つこと。よくなると信じること。

それは、人を癒す、あるいは自分を癒すという医療の原点なのではないかと考えるようになりました。

もちろん、医療従事者として、最新の医学的な知見と、これまでの臨床経験で得た知恵の限りを尽くして、やれるだけの治療を行うのです。

しかし、それだけでは足りないのではないか。

治るためには、よりよき未来を選び取るためには、医師も(そして患者さんも)、希望を持って前向きに取り組むことが、もっともっと必要なのではないか。

と、あとがきにあるように、治る希望を(偽りの希望ではなく)を与えてくれるかもしれません。

このブログの『「希望」の治癒力』でこんなことを書いたことがある。

病気はすべてどんな結果をもたらすか分からない。医療は不確実性に満ちている。腫瘍は教科書通りに進行していくとは限らない。だからこそ、そうした中に本物の希望を見出すことが可能である。科学の不確実性はまた、希望をも生み出すのである。

希望を持ち続けたがゆえに、生き延びた患者もいる。一方で希望を持ち続けても生きることが適わなかった患者もいる。希望を本物にするためには、科学以上のものが必要なのである。

グループマンは決して代替医療全体を肯定している立場ではない。しかし「希望」というこころと体の相互作用を自らも体験して、プラシーボ反応の中にその科学的基板を見つけようとしている。

私たちは、希望が癒やしにどのような貢献を果たすのかを理解し始めたばかりであり、その限界は明らかになっていない、と最後に述べる。

現代医学の限界の明らかにしつつも、それを拒否することなく、一方で代替医療の肯定的側面も取り入れていく。シュレベールの考えと対処法が、がん患者にとってはもっとも「希望」をつなくことができる道であろうと思う。

ただ、済陽高穂などのインチキがん治療本をたくさん出しているマキノ出版からというのが、引っかかりますね。批判的な意見も出てきそうな本です。

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