ビタミンDの新たなエビデンス

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【日 時】2019年8月31日(土) 13:10~16:30(開場・受付:12:50ごろ)
【場 所】JR京浜東北根岸線 大森駅東口から徒歩4分 Luz大森4階 入新井集会室
【参加資格】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参 加 費】1,000円(会場使用料及び資料代、講師謝礼)
【定 員】 130名
【内 容】
●講演:緩和ケア医 大津秀一先生「膵臓がんの緩和ケア~これだけはおさえておくこと~」(仮)
●患者さんどうしの情報交換会~フリートーキング

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ビタミンDに関する新たな臨床試験の結果が出ています。

ダナファーバーがん研究所の、遠隔転移を有する大腸がん患者に対するビタミンDの最初のランダム化臨床試験の結果、がんの進行を遅らせることができた。

「われわれの知る限り、この試験は進行大腸がんおよび遠隔転移を有する大腸がん治療に対するビタミンD補充に関して初めて完了したランダム化試験です」と同医師は述べています。

標準の化学療法とともに、1日当たり4000国際単位(IU)のビタミンDを含む錠剤を投与し、他方の群には化学療法とともに400単位(マルチビタミン中に含まれるおよその量)を投与した。

その結果、高用量群では、疾患が悪化するまでの遅延の中央値が13カ月であり、低用量群では11カ月であった。さらにビタミンD高用量群では22.9カ月のフォローアップ期間中の疾患の進行および死亡が36%少なかった。

患者数が少ないので、生存期間が延びたかどうかの評価はできませんでした。

これまでもビタミンDに関してはさまざまな評価がされています。否定的なものでは、

とか、

がありますが、一方で肯定的な評価もありました。

主にがん予防とビタミンDの関連を調べたものでしたが、今回は遠隔転移のあるがん患者の予後についての研究です。

代替療法については、はっきりした結論が出るまでには肯定否定の両論が出るのが通常であり、だからこそ「代替療法」なわけですから、一喜一憂せずに患者としては次のように考えておけば良いでしょう。

ビタミンDに関しては、このブログでもたびたび取りあげていますが、肯定的な論文がいくつも出ています。


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私もかれこれ10年くらい、ビタミンDを毎日1000IU摂っています。代替療法に関しては次のような基準を考えて選択してます。

  • 人間に対象にした、ある程度の臨床試験によるデータ(エビデンス)があること
  • 重篤な副作用が無いこと
  • 理由もなく高価でないこと

この基準に合うサプリメントとして、EPA/DHA、メラトニン、ビタミンDの3種類だけを摂っています。

この研究の結果を受けて、大規模な臨床試験を計画していると書かれていますが、現在がんになっている患者は、それまで待てないでしょう。

上の基準に合うのなら、試してみれば良いのです。仮に効果がないと判明しても損害は最小で済みます。

がん患者がビタミンDを試さないのは、勿体ない!!

ビタミンDは日光浴をすれば15分ほどで一般の人には充分は量が皮膚で産生されますから、サプリメントからの補給は必要ありません。しかし、一日中部屋の中で過ごすような方、あるいは緯度の高い地方に住んでいる方は不足しがちですからサプリメントで補給することも考えて良いでしょう。

厚生労働省のビタミンD摂取基準は400IUとなっていますが、これでは低すぎます。ダナファーバー研究所の例でも触れられていますが、

研究者らは、25-ヒドロキシビタミンD(25(OH)D)濃度の変化を測定するために患者から採血した。これはヒトのビタミンDの充足状態を判定する標準の検査である。この検査では、治療開始時に十分なビタミンDを摂取していたのは、臨床試験に参加した患者のわずか9%であったことが示された。

一般にがん患者は充分な量のビタミンDを摂取していません。

『ハーバード医学教授が教える健康の正解』では、著者は毎日ビタミンDを4000IU摂っていると述べています。

4000IUまでなら安心して摂取しても良いと思います。私のお薦めは大塚製薬のものですが、製造元はアメリカです。品質が保証できて安価です。

がん患者なら、一粒1000IUを一日3回摂ればよろしいでしょう。

下にある「このブログの関連記事」には、ビタミンDに関する記事の一部を挙げてあります。


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