調剤事故:危ない門前薬局

記録的な猛暑です。これだけ気温が高いと、意識も朦朧とし集中できないことで事故につながる職種もあるでしょう。

調剤薬局など、調剤事故が起きると命にかかわる場合もあります。

日本薬剤師会は、「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業啓発チラシ」などの啓発運動を進めていますが、私も何度か調剤事故に遭遇しています。

アヘンチンキの希釈率の間違い

以前にこのブログには書きましたが、なんだかアヘンチンキが効かずにトイレが間に合わないことが続きました。主治医に確認をしたが、処方箋は変更していないとのこと。

薬局に「希釈率はどのように計算しているの?」と確認すると、いつもの通り20倍に薄めているとの返事です。

しかし、私の体は「おかしい」と言っている。

別の薬局で詳報してもらったのと比較すると明らかに違う。

希釈率の違うアヘンチンキ、右が処方箋通りの20倍希釈

薬剤師が一斉に入れ替わった時期と重なっている。

この薬局は使うのをやめたが、医療用麻薬が余ったはずだが、どのように処理したのだろう。麻薬を廃棄するには

麻薬を廃棄する場合は、麻薬の品名、数量及び廃棄方法について、「麻薬廃棄届」を東京都知事に届け出た後に、麻薬取締員等の立会いの下、行わなければなりません。

 ただし、麻薬処方箋により調剤された麻薬については、廃棄後30日以内に「調剤済麻薬廃棄届」を東京都知事に届け出ることとされています。

なんとかごまかしたのでしょう。というのは、後日私のお薬手帳に不可解な登録があり、確認をすると、この薬局が過去のお薬手帳データを書き直していたことが分かりました。

アヘンチンキの原液を渡された

で、何箇所か薬局を取り替えたが、ある薬局ではアヘンチンキを希釈しないでそのまま原液を渡されました。

1回のアヘンチンキ量が0.5mL(0.5cc)が処方箋に書かれた量ですが、こんな少ない量を正確に測って服用するなど不可能です。ですから20倍に希釈するのですが。

腸閉塞で殺す気かも。本当に薬剤師免許持ってるのか?

正確に「調剤過誤報告書」を日本薬剤師会に出しているんだろうね。

QRコードでと言ったのに、「薬剤服用歴管理指導料」を高く取られた

薬局で薬を調剤してもらう際には、「服薬管理指導料」が発生します。薬手帳を持参すると管理指導料は450円で、持参しなかった場合は560円がかかることになりました。
持参した場合としなかった場合の差額は110円となり、医療費の自己負担が1割の人は10円、3割の人は30円の差額が生じる計算です。

もちろんお薬手帳アプリでも良いはずですが、「QRコードでください」とアプリを使っていると言っているのに、「服薬管理指導料」が56点請求されていた。

薬局も競争が激しいのでしょうか。患者がしっかりとチェックしないととんでもない被害を受けかねません。


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