「膵臓がん患者と家族の集い」のご案内


【日 時】2024年11月10日(日) 14:00~17:00(開場:13:45)
【会 場】大田区産業プラザPiO 6階D会議室
【参加費】1,000円
【対 象】膵臓がん患者とその家族、ご遺族
【定 員】60名
【内 容】
   第1部 ミニレクチャー:膵臓がんと遺伝子の関係
       ~聖マリアンナ医科大学 認定遺伝カウンセラー:荻原眞帆様~
   第2部 患者・家族の交流会
申込締切は11月7日(木)19:00までです。
詳しくはオフィシャルサイトで


10月から酒も値上げするって!

安倍晋三元総理の国葬も無事に終わりましたね。

首都高なんかほとんど封鎖されて、宅配便の運ちゃんが「仕事にならない」とこぼしていました。

凶弾に倒れた人ですからそれなりの弔慰は表明してもよろしいのかとは思いますが、国葬という形でそれを押し付けられるのは御免被りたい。

安倍家としての葬儀は終わっているわけですから、自民党と統一教会の合同葬にしてもよかったのではないでしょうか。

この間に膵臓癌で亡くなったたくさんの患者さんたちを差し置いて、安倍晋三氏に真っ先に弔意を表そうなんて気はさらさらございません。

閑話休題

10月から値上げラッシュですね。

ビールは先週箱買いをしたのですが、私の晩酌用の焼酎を買っておかなければなりません。

まあね、少々駆け込みで買い込んだって、焼け石に水ですけども。

久しぶりに六代目百合を半ダース買いました。

「人生とは運命がなみなみと注がれている盃である。」

焼酎を片手に日頃の鬱憤を忘れましょうか。

李白の「将進酒」

瓶のラベルには李白の漢詩が書かれています。

古来、唐の詩人には大酒飲みが多い。李白に杜甫、陶淵明と、みんな大酒飲みであり、酒を詠んだ漢詩が多くあります。なかでも李白の「将進酒」は酒飲みには嬉しい詩です。この一節が「六代目百合」のラベルに書かれています。

人生得意須尽歡 人生意を得れば すべからく歓を尽くすべし
古來聖賢皆寂寞 古来 聖賢は皆寂寞(せきばく)
惟有飮者留其名 惟(た)だ飮者のみ 其の名を留むる有り
呼兒將出換美酒 児を呼び将き出だして 美酒に換えしめ
與爾同銷萬古愁 なんじとともに銷(け)さん 万古の愁いを

かってに現代語訳にすれば、こんな感じになるでしょうか。

人生ってものはな、楽しめるあいだに楽しむものなんだよ。
昔から賢者や聖人と云われた人もたくさんいたよ。
でもね、死んでしまえばおしまいさ。
ただ、大酒飲みだけがその名を残しているじゃあないか。
名馬や高価な衣装に値打ちなんぞがあるものか。使いの童に持って行かせて質草にし、旨い酒に換えてしまえ。
そうして諸君らとともに、生病老死も、この世の憂いも忘れ去ってしまおうではないか。

五花の馬 千金の裘(かわごろも) 「名馬や高価な衣装に値打ちなんぞがあるものか」はラベルにはないが、現代語訳には付け加えてみた。

15年前に私がすい臓がんを告知された当時は、使える抗がん剤はジェムザールしかありませんでした。当時の同病だった方は一人も残っておりません。

しかし今は医学の進歩によってたくさんの抗がん剤を使うことができます。おかげで5年、10年と生存している膵臓がん患者さんも増えてきております。

腫瘍が消えてしまうこともなく、治らないかもしれません。

でもね、今生きている時間を単に癌と戦うだけに費やすのはもったいないと思いませんか?

酒でも飲んで、生病老死も、コロナ禍も、この世の暮らしづらさも、いっときは忘れましょうよ。


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